【晩ご飯】甚四【南伊豆町中木】

【晩ご飯】甚四【南伊豆中木】

-記事の投稿日2024年5月6日-

◆【晩ご飯】甚四【南伊豆町中木】
画像の日時:2019年7月6日18:34分頃~
場所:静岡県賀茂郡南伊豆町中木「甚四(じんし)」本家2階
状態:ヒリゾ浜の乗船場所である南伊豆町中木の民宿で夕ご飯を食べるシーン☆
説明:漁師宿、漁師さん一家の運営する民宿☆特別料理のアワビをオプションでオーダーした。もちろん中木産の豊かな海で獲れた食材だ。アワビのお刺身、アワビの肝の酢漬けを堪能する。その他、息子さんが乗船するマグロ漁船で漁獲されたマグロのお刺身、揚げ物&天ぷらアソート、さざえのつぼ焼き、シッタカの煮つけ、ブダイの煮つけ、セミ海老のお味噌汁、ナスの漬物、デザート、日本酒「臥龍梅(がりゅうばい)」などだ。
漁師一家:ご主人ご夫婦とそのご両親、ご子息たちはいずれも漁師さん、そして海や魚の関係の仕事をされている、海洋系知識の造詣の深いご一家。少なくとも親子三代は漁師さんだということだ。
ご主人:当代のご主人はイルカと板鰓類(ばんさいるい)の出版に筆を寄せるなど魚類に造詣が深い。また、伊勢海老漁シーズンで混獲された海の生き物を下田水族館に提供されるなど海系の人脈も幅広い。
民宿:旅館やホテルなどとは雰囲気の違う民宿。しかし、漁師宿だからこそ提供される妥協のない素材と、何よりもその味付けが秀逸だ。
繁忙期:夏季の多忙な時期に、私は話しかけるのを遠慮している。秋の伊勢海老祭りがはじまる「ヒリゾ浜ボートシュノーケリング」の期間中や、冬に絶品になるというブダイのシーズンなどは比較的ゆっくりとのことなので、話好きの向きはそちらをおすすめしたい。
干し場:甚四さんは洗い場と干し場が明確で広くて使いやすい。マリンスポーツの宿泊で大切な要件のひとつが「洗い場」と「干し場」だ。水着、シュノーケル&マスク、足ヒレ、カメラなどについた潮を洗い流す場所。そしてそれらを干す場所。具体的には物干し竿&ハンガーの利用、ウエイトの置き場所など(中木ではあまり関係ないが女性水着の盗難対策や干し場所が屋根付きだと尚ありがたい)。さらに有料でも良いので脱水機を利用させていただくと尚ありがたい。
立地:見晴らしの良い高台に立地しているので中木の駐車場と港内を一望できる。
夜景:星の出る時間帯に2階の干し場に出ると、雄大な銀河を観察することが出来る。宿の中なので夜風に当たりながら、また、一杯飲みながらでも安心して過ごすことが出来るのも特徴だ。
・自分自身の普段をすこし:お酒は週に2回飲めば多いほうだ。つきあいで飲むことはほとんどないに等しい。健康と節約のため普段のランチはなるべく自炊している。無限なる成長期が終わらないためか、継続的に炭水化物を大量に摂取してしまっている。

The guest house “Jinshi” exists in Nakaki, Minami-Izu Town, Shizuoka Prefecture, Japan.
We have stayed there many times.
We are what is called “regulars”.
The seafood dishes are especially delicious.
The seasoning is excellent.
The abalone sashimi, a special dish, and the pickled abalone liver are especially wonderful.
Pair these seafood dishes with a glass of Shizuoka sake and you will be in heaven.
Yes, without a doubt.

The family that owns Jinshi has been a family of fishermen for more than three generations.
As a result, they are very knowledgeable about the sea.

◆撮影機材など
・NikonZ6+NikkorZ24-70mm/f4s
・NikonNX-STUDIO
・ストロボ使用せず

【晩ご飯】甚四【南伊豆町中木】
Hirizo Beach Nakagi Minamiizu Shizuoka Prefecture Japan
おひつに入ったライスは食べ放題だ。私は大食いなので、いつも腹パンになってしまう。この味付け、素材、そして美味しいお米、お酒、一日の解放感からすべてが緩んでしまう。

【晩ご飯】甚四【南伊豆町中木】
Hirizo Beach Nakagi Minamiizu Shizuoka Prefecture Japan
お値段はなんと「時価」。海鮮系を扱うお店さんなどで良く目にするあの文字だ。セレブ御用達のメニューかと思っていたが、そうではないことに気が付いた。「モノホンのアワビ」を食べてみたい方は是非、相談されることをおすすめする。事前の電話対応で要望をいろいろ受け付けてくれる。
調理法も色々訪ねてみると良い。我々の鉄板メニューは①お刺身、②肝の酢漬け。この2点だ。味が淡白なので脂っこい品を口にする前に、是非とも鮑からじっくりと味わいたい。お酒⇔鮑。この交互作用であなたも気が付いたら語尾が「ギョギョッ!!!」となること間違いない。<文章が長いw

【晩ご飯】甚四【南伊豆町中木】
Hirizo Beach Nakagi Minamiizu Shizuoka Prefecture Japan
伊勢海老は聞いたことがあるが「蝉海老(せみえび)」とは何ぞや。答えはこれだ!すこし小さめな海老だが、旨いのだ。ヒリゾ浜の岩の裏という裏を血眼になって探せばきっと出会えるはず。きっとだ。見つからなかったらd3_plusさんやかっちゃんさん、常連さんに尋ねてみると良いだろう。私には聞かないでほしい笑。なぜなら岩に擬態しているし、セミエビはあまり自分では見つけたことがないからだ。ギョギョッ!

【晩ご飯】甚四【南伊豆町中木】
Hirizo Beach Nakagi Minamiizu Shizuoka Prefecture Japan
シッタカの煮つけ。この品の大ファンは多い。かくいう私は貝料理は苦手なクチだったのだが、中木で提供されるシッタカの煮つけのお味を知ってからというもの虜になった。一度食べたら、きっともう….言葉はいらないはずだ。こちらのお品も「酒⇔シッタカ煮つけ」の無限ループに陥ってしまう危険性があります。ギョギョッ!

【晩ご飯】甚四【南伊豆町中木】
Hirizo Beach Nakagi Minamiizu Shizuoka Prefecture Japan
こちらは静岡市清水区にある三和酒造さんの有名な日本酒「臥龍梅(がりゅうばい)」。我らが愛するしぞーかの地酒だ。活性のにごり酒は”しゅわしゅわ”した舌ざわりで最高に旨い!魚介料理とあうんだな、コレが。一瞬で蒸発してしまったとさ、まる。

【晩ご飯】甚四【南伊豆町中木】
Hirizo Beach Nakagi Minamiizu Shizuoka Prefecture Japan
「こぽこぽこぽ…..」乾杯、お疲れ様、の声掛けから記憶が飛ぶ。一日6時間以上も泳ぎ倒したカラダに、前の日の仕事終わりから休まず5時間かけてヒリゾ浜まで運転したカラダに、大自然に預けたカラダに、旨い料理は次々と吸い込まれていく、安くて良質なお酒とともに…..

【晩ご飯】甚四【南伊豆町中木】
Nakagi Minamiizu Shizuoka Prefecture Japan
オレンジ色のスカシユリと中木港内。チカラ強く大地のエネルギーを吸って生命を咲かせている。豊かな自然の生命力をそこここに感じる。
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【石白川海水浴場(いしじろがわかいすいよくじょう)】アオヒトデ

【石白川海水浴場】アオヒトデ

-記事の投稿日2024年4月30日-

◆石白川海水浴場のアオヒトデ
・画像の日時:2018年10月8日08:49分頃~
・場所:東京都新島村式根島石白川海水浴場(いしじろがわかいすいよくじょう)
・状態:-3m前後の岩礁の斜面にいるアオヒトデを観察☆
・説明:黒潮の影響を受けた青い潮の中でも目視できるほどのブルーをしたアオヒトデを見つけた。水面からでもはっきりと見えるカタチと輝きを持っていた。潜って近づくと20㌢~30㌢はあるような大きさだった。まわりのソラスズメダイと比較するとその大きさがよくわかる。青く大きなヒトデは初めて観察した。記憶に残る素敵な出会いだった。
・まめ知識:①アカヒトデ目アカヒトデ科。
②学名はLinckia laevigata (Linnaeus, 1758)。
③名前はアオヒトデだが、紫色やオレンジ色、黄色っぽい個体もいる。
④腕は通常は5本だが、4本や6本の個体も存在する。
⑤触るとザラザラとしている。
ヒトデナカセという貝が寄生している場合がある。
⑦食性は雑食性。無脊椎動物、海底の海藻類、有機物、魚や貝の死骸など、「掃除屋」とも呼ばれる。
⑧生殖:有性生殖のほか、腕を自切して再生→増殖も可能。
⑨発見できる場所:海底に海藻類が生えている場所。南国ではリーフ内の砂地やイノーの中など。
・参考サイト:公益財団法人黒潮生物研究所さんのサイト
      :粟国アーカイブスさんのサイト
      :天城町文化遺産データベースさんのサイト

I found a glowing blue color in the sea.
{It was a blue starfish, about 20 centimeters in length.
We dove down to observe the starfish.
The starfish was bluer than the blue of the Kuroshio Current.
Compared to fish, the starfish did not move at all, making it an easy subject to photograph.

◆Camera :Olympus E-PL6
Camera Lens:M.Zuiko35mmF3.5Macro
UnderwaterHousing:Olympus PTEP10
Strobe :inon D2000type4
UnderWaterLight:inon LE700S×2本

◆ウエットスーツなど器材
・マスク       :GULL MANTIS LV(内側に曇り止めシール貼付済)
・スノーケル     :SUPER BULLET mini
・フィン       :SUPER MEW
・フィンブーツ    :MEW BOOTS
・ウエットスーツ   :Hele i waho3mm/aqualung quantum3mm 
・インナーシャツ類  :montbell/アクアボディ ハーフスリーブシャツ&ショーツ
・キャップ      :MOBBY’S ビーニーキャップ  
・グローブ      :ホームセンターにて作業用途を代用
・腕時計       :Hele i waho シュノーケリングマスター
・ウエイト&ベルト  :5kg/TUSA ポケットウエイトベルト使用
・ハウジングランヤード:自作

【式根島】石白川海水浴場のアオヒトデ
素潜り/スキンダイビング
Shikinejima Island Tokyo Japan
Skindiving
水面付近より少し潜って観察する。そうするとこういったイメージになる。
フラッシュオフの自然光のみでの撮影。
OM Workspaceでの現像の段階で霞み除去+コントラスト/彩度を強め+シャドーをマイナス補正に設定し現像した。本来の海中はもっと明るかったが、全体をクッキリと引き締めるため暗めに現像している。
【式根島】石白川海水浴場のアオヒトデ
素潜り/スキンダイビング
Shikinejima Island Tokyo Japan
Skindiving
近づくと迫力を感じる。
掃除屋のアオヒトデは雑食性で海底の藻類や有機物、魚や貝類の死骸などを食べるそうだ。
有性生殖のほか、腕を自切して再生→増殖することも可能だとか….まるでエイリアのようだ。
【式根島】石白川海水浴場のアオヒトデ
素潜り/スキンダイビング
Shikinejima Island Tokyo Japan
Skindiving
南国であればリーフ内の砂地、海藻の生えている場所、イノーなどで目撃例があるそうだ。
撮影対象としてはもってこいの被写体だ。
背中に「ヒトデナカセ」という貝が寄生している場合があるそうだ。
【式根島】石白川海水浴場のアオヒトデ
素潜り/スキンダイビング
Shikinejima Island Tokyo Japan
Skindiving
近づいて観察すると腕に穴が無数にあいていた。
掴んでみたくなる衝動にかられたが、そっとしておいた。
それにしても大きい。

【石白川海水浴場(いしじろがわかいすいよくじょう)】俯瞰画像☆
Shikinejima Island Tokyo Japan
式根島は電動付き自転車でゆっくりと周遊できる等身大の島です
無料の露天風呂たち、シュノーケリング、素潜りなどの海水浴、釣り、サーフィン、サイクリング、ウォーキング、ジョギングなどの散策、観光スポット巡り、ただただ青い海を眺めるだけ、ただ船旅を楽しむだけ、昭和の魅力たっぷりのお土産屋さん巡り、ビーチコーミング、地場のグルメたち、宿のボリュームたっぷりの美味しいご飯たち、新島往復観光と考えつくだけでもこれ程たくさん思い浮かびます。

 自分たち海水浴客としては、海で素潜り遊びをした後、着替えないで濡れたまま次のポイントへと気軽に行けるのが自転車の利点です。石白川海水浴場、泊海水浴場、中の浦、大浦など各ポイントにはそれぞれ素敵な魚種がいたりします。

シュノーケリング・スキンダイビング(素潜り)は気軽に自然とふれあえるスポーツです
カロリーを大きく消費する健康増進効果もある趣味になります

冒険心をかき立て人間の本能を呼び覚ますような感覚を覚えます
都会で暮らしているときとは違うある意味動物的な、野性的な感じを身体から思い出していく感覚を感じるかもしれません。そんなスポーツです

さらにコスパの面でも水中眼鏡や足ヒレ・水着(ウェットスーツ)などのささやかな器材で楽しむことができます
 安全面に考慮すればおすすめの趣味のひとつでしょう
以下にオススメのサイト・書籍などを一部ですが掲載させていただきます
お時間ありましたら、ぜひご覧になってみてください


◆素潜り教室
apnea works(沖縄県)日本初プロ・フリーダイバー篠宮龍三先生の教室
Purna(湯河原・真鶴など)-100mの大深度を潜るフリーダイバー岡本美鈴先生の教室
BIG BLUE(小金井)ジャック・マイヨールの最後の愛弟子 松本恵先生の教室
PLATYPUS(小金井)業界指導歴が長く泳ぎの造詣の深い指導者 金子英敏先生の教室
DELFINO HOUSE(真鶴)ウェトッスーツ職人として、フリーダイバーのイルカ男として全国区で有名なデルフィーノ後藤先生の教室
CITROBAL MARINA(八王子など)フリーダイバー兼音楽家の米山美弥子先生の教室
TRUE NORTH(浦安市)スタッフ全員専属インストラクター&フリーダイバー広瀬花子先生のツアーもある教室

◆おすすめの書籍
・スキンダイビング・セーフティ
(概論、入門、活動、事故事例など多岐にわたる安全の教本)
・BLUE ZONE(著者:篠宮龍三)
・心のスイッチ(著者:篠宮龍三)
・素潜り世界一 人体の限界に挑む(著者:篠宮龍三)
・平常心のレッスン。カナヅチでフツーのOLだったわたしがフリーダイビングで世界一になれた理由(著者:岡本美鈴)
・ひと息で挑む紺碧の世界一~さらなる深海へ世界記録72mを樹立しても、まだその先をみてみたい。(著者:木下紗佑里)
・Glaucos(著者:たなか亜希夫)
・海獣の子供(著者:五十嵐大介)
・我が名は漁師(著者:武村勇治)
・イルカと、海へ還る日(著者:ジャック・マイヨール)
・海の記憶を求めて(著者:ジャック・マイヨール)
・海の人々からの遺産(著者:ジャック・マイヨール)
・アプネア:海に融けるとき(著者:ウンベルト・ペリッツァーリ)

◆海グッズ
・Diving&Snorkeling AQROS(池袋・沖縄・実店舗あり)
・ダイビングショップ アクオス(神田・実店舗あり)
・mic21(全国9店舗・実店舗あり)
・SONIA(通販)
・NAVY COMPANY(大阪・実店舗あり)
・TRUE NORTH(浦安市・実店舗あり)(フリーダイビング用品)
・カメカメCAMERA(大阪府南船場・完全予約制実店舗あり)(新品・中古撮影機材)

Blue John.blog

※以下は自分の勝手な私見になります※
どうぞ読み飛ばしてください。

◆安全に配慮スキンダイビングや磯場の釣りもそうですが、2重3重の安全を考え、島の人に迷惑をかけないように配慮したいところです。特に、素潜りは島の人にあまり好かれていないといいます。理由は容易に想像がつきます。スピアフィッシングという名の密漁が横行している。沖に出ると潮流が早いので流されて”事故”になる。
 特に、流されたり落水したりして事故になるのを嫌がります。観光地なので当然です。もし、報道でもされようものならマイナスイメージがついてしまいます。それに漁業関係者は捜索や救助に駆り出されます。ルールや地場の危険性を認識しない観光客が勝手に行動したにも関わらずです。事故や救助も一度や二度ではないとのことです。なので、勝手に泳ぎまわる素潜り組は好まらざる客ということでしょう。
 密漁についても、近年、海の環境が激変しており、漁獲量が激減している魚種もいるとのこと。漁業関係者さんの不満もよく理解できます。それに観光業も新型コロナや大型台風の影響で大打撃を受けているのです。先が見通せない、未来が見えない、でも生活のために今日を生きる。そんな状況なのかもしれません。
 遊びに行く身としては旅気分で気分上々ですが、現地に配慮して、ローカルルールやマナーを知り楽しく過ごしていきたいものですね。ガチガチに縛られたルールが出来てしまってからでは遅いですし、現地の方と末永く式根島を楽しく盛り上げていきたいですよね。
(こんな風に純粋に楽しめない自分は年をとったなぁとつくづく感じてしまう今日この頃ですが汗)

【江連用水旧溝 宮裏両樋(えづれようすいきゅうこうみやうらりょうひ)】国登録有形文化財

-記事の投稿日2024年4月27日-

◆【江連用水旧溝 宮裏両樋(えづれようすいみやうらりょうひ)】国登録有形文化財
・画像の日時:2024年4月21日07:48分頃~
・場所:茨城県下妻市本宗道
・状態:朝の江連用水旧溝 宮裏両樋(えづれようすいきゅうこうみやうらりょうひ)を見学☆
・説明:レンガでつくられた灌漑用水(かんがいようすい)の分水施設(ぶんすいしせつ)=水門の役割がある。農業施設の文化財は全国的にも珍しいとのこと。1970年代(昭和50年代)まで実際に使用されていた。具体的には鬼怒川~小貝川に挟まれた地域の田畑に送水するための、水路を分ける施設だ。水路が「Y字型」になっているのも特徴のひとつだ。
・まめ知識:
①このレンガは1898年(明治31年)3月に茨城県下妻市鯨の國府田煉瓦工場で製造されたものを使用。
②レンガの積み方は「イギリス式」が採用された。
③水源は栃木県真岡市上江連
④1900(明治33年)に竣工。
⑤文化的遺産としての価値が高いことから周囲は公園として整備され保存に努められている。
⑥江連用水(えづれようすい)には、かつて多数のレンガ水門が存在してた。残存するのはここ宮裏両樋のみ。
⑦上流から流れてくる「水を東西に等分して流すことができる仕組み」になっている。

※灌漑(かんがい)とは・・・農作物を育てるために水を河川や地下水、湖などから田畑へ人工的に流すこと。細かく分類すると水田灌漑と畑地灌漑とにわかれる。平野の少ない日本は山から海までの距離が近く、雨が降っても短時間で海に流れてしまうため、灌漑が必要不可欠。
マイナビ農業さんのサイトに灌漑のことがわかりやすく書かれていました☆

It is the remains of an agricultural facility. Construction was completed 124 years ago.
The bricks are recorded to have been made 126 years ago. (Counting from 2024-present.)
It is a facility that divides water flowing from upstream into fields.
It is an excellent structure that allows water from the upstream to flow equally east to west. There used to be many similar sluice gates in the area, but now there is only one.
Although it is no longer in use, it has been preserved as part of the park because of its high cultural value.

【江連用水旧溝 宮裏両樋(えづれようすいきゅうこうみやうらりょうひ)】国登録有形文化財

【江連用水旧溝 宮裏両樋(えづれようすいきゅうこうみやうらりょうひ)】国登録有形文化財

【江連用水旧溝 宮裏両樋(えづれようすいきゅうこうみやうらりょうひ)】国登録有形文化財

【江連用水旧溝 宮裏両樋(えづれようすいきゅうこうみやうらりょうひ)】国登録有形文化財

【江連用水旧溝 宮裏両樋(えづれようすいきゅうこうみやうらりょうひ)】国登録有形文化財

【江連用水旧溝 宮裏両樋(えづれようすいきゅうこうみやうらりょうひ)】国登録有形文化財

【江連用水旧溝 宮裏両樋(えづれようすいきゅうこうみやうらりょうひ)】国登録有形文化財

【江連用水旧溝 宮裏両樋(えづれようすいきゅうこうみやうらりょうひ)】国登録有形文化財

【江連用水旧溝 宮裏両樋(えづれようすいきゅうこうみやうらりょうひ)】国登録有形文化財

【江連用水旧溝 宮裏両樋(えづれようすいきゅうこうみやうらりょうひ)】国登録有形文化財

【江連用水旧溝 宮裏両樋(えづれようすいきゅうこうみやうらりょうひ)】国登録有形文化財

【江連用水旧溝 宮裏両樋(えづれようすいきゅうこうみやうらりょうひ)】国登録有形文化財

【江連用水旧溝 宮裏両樋(えづれようすいきゅうこうみやうらりょうひ)】国登録有形文化財

【江連用水旧溝 宮裏両樋(えづれようすいきゅうこうみやうらりょうひ)】国登録有形文化財

【江連用水旧溝 宮裏両樋(えづれようすいきゅうこうみやうらりょうひ)】国登録有形文化財

【江連用水旧溝 宮裏両樋(えづれようすいきゅうこうみやうらりょうひ)】国登録有形文化財

【江連用水旧溝 宮裏両樋(えづれようすいきゅうこうみやうらりょうひ)】国登録有形文化財

【江連用水旧溝 宮裏両樋(えづれようすいきゅうこうみやうらりょうひ)】国登録有形文化財

【江連用水旧溝 宮裏両樋(えづれようすいきゅうこうみやうらりょうひ)】国登録有形文化財

【江連用水旧溝 宮裏両樋(えづれようすいきゅうこうみやうらりょうひ)】国登録有形文化財

【江連用水旧溝 宮裏両樋(えづれようすいきゅうこうみやうらりょうひ)】国登録有形文化財

【江連用水旧溝 宮裏両樋(えづれようすいきゅうこうみやうらりょうひ)】国登録有形文化財

【江連用水旧溝 宮裏両樋(えづれようすいきゅうこうみやうらりょうひ)】国登録有形文化財

【江連用水旧溝 宮裏両樋(えづれようすいきゅうこうみやうらりょうひ)】国登録有形文化財

【江連用水旧溝 宮裏両樋(えづれようすいきゅうこうみやうらりょうひ)】国登録有形文化財

【江連用水旧溝 宮裏両樋(えづれようすいきゅうこうみやうらりょうひ)】国登録有形文化財

【江連用水旧溝 宮裏両樋(えづれようすいきゅうこうみやうらりょうひ)】国登録有形文化財



【江連用水旧溝 宮裏両樋(えづれようすいきゅうこうみやうらりょうひ)】国登録有形文化財
下妻市PR映像ライブラリーさんのyoutubeチャンネルさんに素敵な動画がございました☆

Blue John.blog

【生ホンマグロ】釣ってきたクロマグロの柵☆

-記事の投稿日2024年4月26日-

◆【生ホンマグロ】釣ってきたクロマグロの柵☆
・画像の日時:2024年4月16日21:15分頃~
・状態:生ホンマグロの柵を切って食べようとする場面☆
・説明:一度も冷凍していない”生”ホンマグロは格別。香りがするというがそれは本当だった。今回も船で太平洋上に出て釣りで漁獲されたクロマグロを柵にしたものをおすそわけしていただいた。
・赤身:赤身に見えたが、中トロの部分も含んでおり、酸味と赤身のTHEマグロらしい味とが融合して非常に美味だった。→※訂正します。鮮度の高いマグロは酸味が強いということです。ですので、今回は赤身を中心に中トロの部分はわずかでした。味が中トロに感じたのは鮮度の高さを証明する酸味の強さでした。
・調味料:自分の場合は、やはり塩で食した。しょうゆでも食べ見たが、やはり塩が今の自分には良い。ご飯がすすんでしようがない。炭水化物控えめの自分には危険な食材だと思った(我慢すれば良いだけですが)。


・まめ知識:①ホンマグロは「マグロの王様」と呼ばれる。
②栄養としては良質なタンパク質が豊富。EPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)が豊富に含まれていて血行促進効果が高い。鉄分が豊富。
③学名の「Thunnus」はキリシア語で突進を意味する言葉に由来する。
④カツオ、サバ、サワラ類、ハガツオ、イソマグロ、ソウダガツオ、スマなどがマグロのなかま。
⑤日本人とマグロとは古くから関りがあり、縄文時代の貝塚からマグロの骨が発見されている。
⑥マグロの語源は諸説あり、a,目が大きく黒いから「目黒」→マグロとなった説。b,真っ黒に見えたことから「真っ黒」→まぐろとなった説。
⑦漢字の鮪の有の字は「外側を囲う」という意味のため、外洋性・回遊性を持つマグロの生態を表した文字になった。
⑧最高時速80-90km/hで泳ぐ。
⑨別名:「シビ」と呼ばれたりする。古事記の中でこの名前が登場する!!!
⑩肉食性の魚で、イワシ・ボラ・サバ・トビウオなどを積極的捕食し、身体が大きく成長してくるとイカ類への依存度が高くなると言われ、夜間はイカを捕食していることが多いとされる。
⑪年間約3000~5000㌔m回遊するとされる。強力な筋肉と紡錘形の進化した無駄のない形で効率よく泳いでいる。
⑫マグロは捨てるとことがないほど各部位が利用される。特に腹側(シモと呼ばれる)の部分が美味しく高価とされる。
すしざんまいさんのサイトにとても詳しく書かれています☆是非の一読をオススメ致します。

A friend of mine gave me some hon tuna.
This tuna was caught by fishing.
It is fresh tuna that has never been frozen.
It is exceptionally delicious.
Unfrozen tuna has an aroma. It is an appetizing aroma.
Again, I ate it with a sprinkle of salt.
Both the lean part and the medium fatty tuna were just great.
The hobby of catching huge tuna is very wild and masculine.
Once I have experienced it, I will never forget it.

◆機材など
・NikonZ6
・外部ストロボ:Nissin i60A(天井バウンス)
・現像ソフト:NikonNX-Studio
(ニッシン製ストロボは品質も良く、コンパクトで大光量、操作性も電池の持ちも良好☆さらにアフターメンテナンス体制もしっかりしているというユーザー思いのストロボ専業メーカー。1959年創業の60年以上の企業。初心者向け~の講習会なども随時開催☆)

I own a Nissin external strobe made in Japan. It is compact but has a large light output and good battery life. Of course, it is also well made and reliable. They are also very responsive to maintenance, and the maintenance fee is reasonable. Nissin is a well-known Japanese strobe manufacturer with a solid maintenance system and other after-sales services.
…By the way, they are not a brake manufacturer(Nissin). They have the same name, though.

【生ホンマグロ】釣ってきたクロマグロの柵☆
NikonZ6+Nissin i60A
白いビニール袋に普通に入っているので、ひったくりに遭遇しないか冷や冷やした。私にとってそれくらい大事な品だ。なぜなら絶対に旨いから!!!熱で変質してしまうから脇にかかえないだけで、本当は抱え込んで移動したかったのだ。

【生ホンマグロ】釣ってきたクロマグロの柵☆
NikonZ6+Nissin i60A
うん。絶対に旨いやつだ。
まず、筋が綺麗。
そして色も美しい。
香りも香ばしい。
そして包丁も入りやすい。
さらに脂が溶ける溶ける。
もう言葉はいりません、おわかりですよね……

【生ホンマグロ】釣ってきたクロマグロの柵☆
NikonZ6+Nissin i60A
別角度からのカット。ため息混じりですね….とにかく香りを楽しめるように薄く、薄く、とにかく薄く美しくカットして味わいたい。それくらいに旨いのです。
お魚好きならば、包丁を握る前にすでにアルコール分を体内に入れてしまっている向きもあるのでは笑。特別な休日の前以外は基本的に飲酒しない私ですが、さすがに手が震えました。

【生ホンマグロ】釣ってきたクロマグロの柵☆
NikonZ6+Nissin i60A
完成!今回も切れない我が家の包丁で、やはり厚めに切れてしまいました。
肝心のお味のほうは…..最高宣言でございます。

【生ホンマグロ】釣ってきたクロマグロの柵☆
NikonZ6+Nissin i60A
洋上でワイルドに自分たちで釣ったホンマグロを、しかも一番うまい部位を選んで食する気分は、きっと最高なのでしょうね。これは男の浪漫です。一度体験したならば、きっと忘れられないし、きっと代々伝えられる位の栄誉だと思いました。現代のホンマグロ釣りという遊びは、きっとそういう感じだと想像します!!!素敵。

Blue John.blog

【鎌庭第二床固(かまにわだいにとこがため)】と鬼怒川改修事務所「青山 士(あおやまあきら)」氏

【鎌庭第二床固(かまにわだいにとこがため)】

-記事の投稿日2024年4月24日-
※今回はリンクだらけになっています※

◆【鎌庭第二床固(かまにわだいにとこがため)】と鬼怒川改修事務所「青山 士(あおやまあきら)」氏の仕事
・画像の日時:2024年4月21日08:50分頃~
・場所:茨城県下妻市本洲付近
・状態:河岸と上空から鎌庭第二床固を観察☆
・説明:床固(とこがため)とは、川底が削られるのを防ぐ機能を持たせること☆その昔、この鎌庭の床固付近を入口として鬼怒川は大きく蛇行していた。出口側は少し下流の鎌庭捷水路付近だ。蛇行して流れが悪くなっているので、大雨が降ると護岸が削られ、頻繁に洪水が起きていたそうだ。
その改修工事の歴史を感じる場所として今回は撮影対象にしてみた。筑波サーキットからそう遠くない場所に立地している。
・鬼怒川改修工事:鬼怒川流域で頻繁に起きる洪水対策として1927年(昭和2年)に「鬼怒川改修事務所」が設置される。その最初の仕事になったのが鎌庭捷水路(かまにわしょうすいろ)の開削工事だった。茨城県下妻市鎌庭付近で大きく蛇行する鬼怒川をまっすぐにして流れを良くする工事を行ったのだ。


・鬼怒川改修事務所の初代主任技師「青山 士(あおやまあきら)」氏:日本の土木事業に大きな足跡を残した人物☆荒川放水路建設指揮が有名。静岡県磐田市出身。青山 士(あおやまあきら)さんの詳しい歴史などがリスク対策.comさんのサイトに掲載されていました。
・鬼怒川氾濫:記憶に新しい2015年(平成27年)9月「平成27年関東・東北豪雨」により鬼怒川流域でも洪水が発生した。下妻市洪水ハザードマップ
鬼怒川の過去の洪水:国土交通省さんのサイトに一覧表がまとめてあった。
・地形:実際に現地に立ってみて、2015年の映像を想像すると足が震えた。家に帰ってから反芻するように思い返しても同じように青くなった。みなさんにも訪問をおすすめしたい。
・感想:治水対策・利水対策を行い、その土地の自然と共存していこうとする人間の知恵と努力そして人々の感情が入り乱れた歴史を感じた思いがした。自然災害というと、全国どこでも地震と台風が身近?だが、洪水となると自分とは関係ないと思う地域も少なからずあると考える。しかし、災害への思いを膨らませて自分の国土を見つめてみるのも必要かもしれないと思った。実際に現地で肌で感じるとその思いを深めた気がした。

I visited the Kinugawa River, which flows through Shimotsuma City in Ibaraki Prefecture, Japan.
The river has long been famous here for its flooding.
The name “Kinugawa” means “river of angry demons…..
Flood control work was done here about 100 years ago.
There was an outstanding civil engineer by the name of Akira Aoyama, who will remain in history.
He directed this flood control work.
I photographed the place where I could feel its history.
During the time I spent taking pictures, I thought about that history.

【鎌庭第二床固(かまにわだいにとこがため)】

【鎌庭第二床固(かまにわだいにとこがため)】
下流方向より撮影
川に出る切れ目がところどころに存在していた。草の覆い茂る季節にはこの位置からは川は見えないと想像する。

【鎌庭第二床固(かまにわだいにとこがため)】
下流方向より撮影

【鎌庭第二床固(かまにわだいにとこがため)】
下流方向より撮影

【鎌庭第二床固(かまにわだいにとこがため)】
まるで深場に浮いているように見える。
下流方向より撮影

【鎌庭第二床固(かまにわだいにとこがため)】
下流方向より撮影

【鎌庭第二床固(かまにわだいにとこがため)】
下流方向より撮影

【鎌庭第二床固(かまにわだいにとこがため)】

【鎌庭第二床固(かまにわだいにとこがため)】
水の流れや水中の苔などで滑りやすいと思うが、釣り人はよく立っていられると思う。本当に凄い。何かのコメントで「日本全国、いちばん冒険しているのは釣り人だ。」と読んだことがある。海も、山も、都市河川も踏破しない場所はないくらいだそうだ。その情熱はどこから出てくるのだろうか。知りたい。

【鎌庭第二床固(かまにわだいにとこがため)】から大形橋を望む

【鎌庭第二床固(かまにわだいにとこがため)】から大形橋を望む
大形橋からさらに下流方向(画面上側奥)に鎌庭捷水路(かまにわしょうすいろ)が見える。
1927年(昭和2年)に鬼怒川改修事務所が設置され工事がすすめられた。
あと3年で100周年という計算になる。

【鎌庭第二床固(かまにわだいにとこがため)】付近の遊水地帯
定期的に草刈りが行われている様子がみえる。それにフラワーロードという素晴らしい取り組みもされていて、観光地になっていないのが勿体ない気がした。
もし駐車場が整備されていれば、筑波サーキットの休憩時間や行き帰りなどにも、ちょっとしたランチや季節のお花見などに格好の場所だと思った。

上流方面から見る【鎌庭第二床固(かまにわだいにとこがため)】と大形橋
遊水地がきちんと取られている。周辺道路を車で少し走行したが、整然としていて綺麗な町並みだった。

【鎌庭第二床固(かまにわだいにとこがため)】の遊水地帯の雑草
「ギシギシ」と呼ばれるタデ科の多年草☆
そのギシギシにつく虫の「コダカルリハムシ」
雑草と扱われているギシギシとコダカルリハムシがどういった影響があるのか正直わからないが、生態系の循環に寄与しているということは理解できる。水辺と動植物と豊かな生態系。エネルギーに満ちた大地や海を育む要因にきっとなっていることでしょう。

【鎌庭第二床固(かまにわだいにとこがため)】
遊水地も広くとられていて、ウォーキングやサイクリング、釣りなど思い思いに楽しんでいる人を見かけた。しかし、いざとなればこの場所が水で満たされるとはにわかに信じがたい。この地に住んでいる方は、そういった大自然と共生できている強さを感じずにはいられない気がした。

【鎌庭第二床固(かまにわだいにとこがため)】と堤防周辺
ほぼ二階くらいのしっかりした高さのある堤防だ

【鎌庭第二床固(かまにわだいにとこがため)】と堤防周辺
数えてみると12段もある階段だった。この高さを超えて水が流れてくると思うと足が震えた…そんな状況下で土嚢を積む作業や、迅速な避難が自分にはできるだろうか….今の自分の極めて現代的生活では川の水に慣れていないため、いざ災害が起きてしまうとどうすることもできないのではと想像してしまった。

【鎌庭第二床固(かまにわだいにとこがため)】と堤防周辺
この堤防からは筑波山が見えた。美しい光景だ。歩いていると、ゆっくりとした時間が流れているのどかな場所に思えた。さらに鬼怒川沿いには色とりどりの花が植えられており、フラワーロードが楽しめるようになっていた。生活するには非常に美しく豊かな場所だ。

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