【北茨城市】鵜の子岬【関東地方と東北地方の境界】

【北茨城市】鵜の子岬【関東地方と東北地方の境界】

-記事の投稿日:2025年03月05日-

◆【北茨城市】鵜の子岬【関東地方と東北地方の境界】
画像の日時:2025年02月23日13:28分頃~
場所:茨城県北茨城市平潟町605番地付近「鵜ノ子岬(うのこみさき)」
説明:関東地方と東北地方の境界に位置する鵜ノ子岬。
→茨城県最北の漁港は平潟漁港(ひらがたぎょこう)。
茨城県=関東地方
→福島県最南の漁港は勿来漁港(なこそぎょこう)。
福島県=東北地方
→その境界に鵜ノ子岬。
・茨城県さんが作成した「茨城沿岸の現況と課題」には表題の詳細がわかりやすく図解付きで説明されていた。大変興味深かったので、海好きには是非おすすめしたい。


平潟漁港:あんこうの水揚げされる漁港として名高い。常磐沖(じょうばんおき)と呼ばれる豊かな漁場が存在する。平潟の漁師さんが暖をとるためにで食べられていた漁師料理「どぶ汁」は、いまや郷土料理になっている。
あんこう:旬11月~3月頃。あん肝は「海のフォアグラ」とも呼ばれ濃厚で非常に美味。一般的に食されるあんこうは、正式にはキアンコウ

【北茨城市】鵜の子岬【関東地方と東北地方の境界】
鵜ノ子岬のトレードマーク。海蝕されて崩落した場所にあいた空間。奇岩になった姿は見ごたえがある。
 鵜ノ子岬と表記があるわけではないので、目星をつけて自分で探すことになる。平潟漁港に到着したら、海を正面に見て左側に鵜ノ子岬が位置している。

【北茨城市】鵜の子岬【関東地方と東北地方の境界】
しかし、消波ブロックと防波堤と柵でガードされていた。安全のためには致し方ないが、そうはいっても奇岩好きには一見の価値はあると思った。

【北茨城市】鵜の子岬【関東地方と東北地方の境界】
植物の重みで今にも崩落してしまいそうに思える重量感。ちなみに画面左側には崩落した石が積み重なっていた。現在進行形で崩れているといった鮮度を感じた。

【北茨城市】鵜の子岬【関東地方と東北地方の境界】

【北茨城市】鵜の子岬【関東地方と東北地方の境界】
上の画像の海蝕されて空洞になった部分を真横から見てみた。防波堤の上に登って撮影している。

【北茨城市】鵜の子岬【関東地方と東北地方の境界】
防波堤の上から見たいわき市方面。

【北茨城市】鵜の子岬【関東地方と東北地方の境界】
防波堤の上から見た勿来漁港方面。

【北茨城市】鵜の子岬【関東地方と東北地方の境界】
見上げると自然に生えた野生の植物が覆い茂っていた。すべて実生から育ったものだとしたら根がまっすぐに深く生えているはず。深く根を張った植物たちの作用により、風化に抗い奇岩の姿を少しでも残してほしいと思った。

【北茨城市】鵜の子岬【関東地方と東北地方の境界】
ドローンで空から見た鵜ノ子岬。海側はさらに海蝕が進んでいる様子が見てとれた。

【北茨城市】鵜の子岬【関東地方と東北地方の境界】
平潟漁港の様子。あんこうの水揚げされる漁港として有名。常磐沖(じょうばんおき)と呼ばれる豊かな漁場で、あんこうの旬である11月~3月に多く漁獲される。
 旬のあんこうは『①肝が大きく、②脂がのっており、冬の寒さで身に旨味が濃縮している。』という特徴がある。私は実際に北茨城で鍋料理「どぶ汁」とあん肝を食べてみたが、絶品だった。あん肝は今まで食べたことのないマイルドな優しい味で、非常に美味だった。
出典:北茨城市環境協会さんのサイト

【北茨城市】鵜の子岬【関東地方と東北地方の境界】
平潟港南防波堤灯台。
地球が丸く見える。そして、水平線がどこまでも続く。

【北茨城市】鵜の子岬【関東地方と東北地方の境界】
画面の奥に見えるのが勿来漁港(なこそぎょこう)。

【北茨城市】鵜の子岬【関東地方と東北地方の境界】
平潟港勿来沖防波堤灯台といわき市方面。
早口言葉の練習になりそうな名前の防波堤灯台だと思った。
ひらがたこうなこそおきぼうはていとうだい、ひらがたこうなこそおきぼうはていとうだい、…..×10。つまずかずに言えますか?

【北茨城市】鵜の子岬【関東地方と東北地方の境界】
勿来漁港方面から見た鵜ノ子岬と平潟漁港。
岬をはさんで漁港が二つ並ぶ。

【北茨城市】鵜の子岬【関東地方と東北地方の境界】
鵜ノ子岬を正面から見た。ここが関東地方と東北地方の境界。言葉にすると、なんだか感慨深い。

【北茨城市】鵜の子岬【関東地方と東北地方の境界】
平潟漁港の作業場。画像加工でなんとなくセピア色にしてみた。

【北茨城市】鵜の子岬【関東地方と東北地方の境界】
平潟漁港と平潟漁業協同組合。建物の奥に見えるのが鵜ノ子岬。

【北茨城市】鵜の子岬【関東地方と東北地方の境界】
平潟漁港と八幡神社方面。

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◆今回の日帰り旅行のスケジュール◆
・都内を出発
→北茨城インターチェンジを降りる
二ツ島を観光
→予約していた大浜丸魚力を下見
大津岬灯台を撮影
五浦岬公園を散策
茨城大学五浦美術研究所を散策
(岡倉天心記念館、六角堂、五浦海岸の様子)
→大浜丸魚力で「あんこうのどぶ汁」ランチ
鵜ノ子岬を散策
(平潟漁港内)
勿来海水浴場を散策
(鳥居と二ツ岩)
塩屋崎灯台を散策
(駐車場内に美空ひばり「みだれ髪」記念歌碑)
→豊間海岸を散策
(豊間の鳴き砂)
ウミネコ商店に寄ってカフェタイム
→帰路へ

【北茨城市】二ツ島【奇岩】

【北茨城市】二ツ島【奇岩】

-記事の投稿日:2025年03月04日-

◆【北茨城市】二ツ島【奇岩】
画像の日時:2025年02月23日09:06分頃~
場所:茨城県北茨城市磯原町磯原2550「磯原海岸」
説明:北茨城市へ「あんこうのどぶ汁」を食べに行く日帰り小旅行をしていた。その時の通り道に美しい岩が見えた。調べてみると二ツ島という名前だった。撮影したのでブログに記録してみた。
感想:二ツ島は北茨城の海岸を通るなら、是非立ち寄りたいスポットだと思った。潮風と波音、水平線が続く太平洋、そして素晴らしい奇岩。観光客には旅情をかき立てずにはいられない。すくなくとも私には五感で感じるものがあった。

【北茨城市】二ツ島【奇岩】
ビーチへ降りる階段より撮影。

【北茨城市】二ツ島【奇岩】
美しい色の砂浜と奇岩が際立つ。観光客たちは波音を聞きながら、しばし時を忘れているように見えた。私もそうだった。

【北茨城市】二ツ島【奇岩】
ビーチに流れ着いた流木。樹種はなんであろうか。年月を経て色が抜けて白っぽくなっていた。

【北茨城市】二ツ島【奇岩】
別角度から眺めたら犬のように見えるとメンバーが言っていた。見る角度によっては本当に犬のような流木だと思った。海岸はこういった好奇心をくすぐる発見があるから大好きだ。波音と大海原の解放感だけでなく、本能を解き放つような何かを感じる。

【北茨城市】二ツ島【奇岩】
こちらはドローンで撮影した画像。編集で色を加工してはいるが、海の色が緑色がかっていた。豊かな親潮であろうか。美しい。

【北茨城市】二ツ島【奇岩】
県道69号から国道6号へと至る道路から二つ島が見えた。画面右上付近に見える橋がその県道69号だ。二つ島を見て!と言わんばかりの道路だと思った。実際に乗車していた全員から「おー!」と歓声があがるほどだった。

【北茨城市】二ツ島【奇岩】
午前のエナジー溢れる陽ざしに照らされる二ツ島。荒波も美しかった。

【北茨城市】二ツ島【奇岩】

【北茨城市】二ツ島【奇岩】
福島県方面を望むドローン画像。干潮時には岩に歩いて行って触ることができるそうな。

【北茨城市】二ツ島【奇岩】
海蝕されてこの大きさということは、元々はどのような形だったのだろうか。

【北茨城市】二ツ島【奇岩】
金色に輝く冬色の植物が毛皮のようにも見えた。

【北茨城市】二ツ島【奇岩】
ドローンに警戒して逃げる野鳥たち。ごめんちゃい。

【北茨城市】二ツ島【奇岩】
こちらは砂浜から撮影した。多数の海藻が流れ着いて黒く乾燥していた。潮の匂いを全身で浴びた。

【北茨城市】二ツ島【奇岩】
駐車スペースはここだけだった。近くにはホテルや旅館の所有地のパーキングがあったが、宿泊者や関係者専用だった。

【北茨城市】二ツ島【奇岩】
駐車スペースから階段を上がった踊り場。海より高さがあるので、ここから海岸全体を見渡せた。

【北茨城市】二ツ島【奇岩】
踊り場からビーチへと至る階段。

【北茨城市】二ツ島【奇岩】
踊り場からビーチへと至るスロープ。車いすでも行けるようになっていた。

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◆今回の日帰り旅行のスケジュール◆
・都内を出発
→北茨城インターチェンジを降りる
二ツ島を観光
→予約していた大浜丸魚力を下見
大津岬灯台を撮影
五浦岬公園を散策
茨城大学五浦美術研究所を散策
(岡倉天心記念館、六角堂、五浦海岸の様子)
→大浜丸魚力で「あんこうのどぶ汁」ランチ
鵜ノ子岬を散策
(平潟漁港内)
勿来海水浴場を散策
(鳥居と二ツ岩)
塩屋崎灯台を散策
(駐車場内に美空ひばり「みだれ髪」記念歌碑)
→豊間海岸を散策
(豊間の鳴き砂)
ウミネコ商店に寄ってカフェタイム
→帰路へ