【築地魚河岸】お刺身【築地 多け乃】

【築地魚河岸】お刺身【築地 多け乃】

-記事の投稿日:2024年11月01日-

◆【築地魚河岸】お刺身【築地 多け乃】
画像の日時:2020年12月09日11:59分頃~
場所:東京都中央区築地4丁目及び6丁目一部「築地魚河岸
説明:日本有数(世界有数とも)の鮮魚の取り扱り量という築地で購入できるということもあり、2017年~2020年頃までは思い出しては通っていた。訪問したこの日は、築地魚河岸でお刺身を購入した後に築地の本種(もとだね)さんで食事する予定だった。しかし、本種さんは休業日だったので、かねてより気になっていた隣の店舗の多け乃さんに訪問させていただいたのだった。
築地 本種(もとだね)さん:ランチメニューがお得なことで知られる存在のお寿司屋さん。築地市場(当時)の方も仕事終わりなどに飲食する姿を何度も見かけた。特におすすめなのは、にぎり1.5人前(にぎり1人前よりもコスパが良い)。2017年1月に本種さんを知ってからは時々訪問していた。今は若い大将が立っているが、2017年当時は先代がメインで寿司を握っていた。
築地 多け乃(たけの)さん:キンキの煮つけで有名だそうだ。実際に食べた煮つけは絶品だった。甘辛の絶妙な味付けが病みつきになりそうだった。他にはお刺身定食をオーダーしてみた。
都道304号:本種さんも多け乃さんも勝鬨橋(かちどきばし)のある通りの都道304号沿いから少し裏路地に入った、目立たない場所に立地している。銀座がすぐ近くに立地している築地の路地裏探検的な要素を感じて楽しい。
築地魚河岸:築地魚河岸(つきじうおがし)は市場内の仲卸さんがテナントとして出店しているプロの買い回り場でもある。もちろん、一般客も気軽に購入できる。築地場外市場も歩くだけで楽しいが、小田原橋棟&海幸橋棟をぐるぐると巡るだけでも多くのものを時短で見ることが出来る。プロに目利きされた品物が多く販売されているし、今の旬がわかるからだ。もし、家に帰って調理する素材を買って帰るという場合は、クーラーバッグがあれば役に立つと思う。店舗によっては氷やビニール袋は無料だが、有料の店舗もある。

【築地魚河岸】お刺身【築地 多け乃】
伊豆でもブダイの煮つけをよく食べるが、甘辛く味付けしたあの味が最高だといつも思う。今回多け乃さんで頂いたのは脂の乗っているキンキの煮つけ。非常に美味だった。印象に残る美味しさだ。タレまで全て飲み干してしまいたいと思うほど味わいたい。ご飯が何杯でもおかわりできてしまう。

【築地魚河岸】お刺身【築地 多け乃】
マグロとハマチ?と白身魚。

【築地魚河岸】お刺身【築地 多け乃】
お味噌汁も当然のように美味しかった。白米⇔味噌汁を繰り返せるタイプのおいしさがあった。

波除神社前に師走の雰囲気を感じる日本酒の樽が積み重ねてあった。

築地川第一駐車場の棟にあるテナントさんにディスプレイされていた鮭。もちろん、本物だった。茅葺屋根の古民家や地方の漁村で見かけたら思わずタイムトリップしてしまいそうだ。

海幸橋棟のテナントに入っている築地西山水産さん。鮭一筋50年と書いてある。実際に購入しやすいパッケージの鮭がいつも多数置いてある。西山水産さんでリーズナブルな鮭は購入したことが何度かあるが、実際に味は本物だった。高い鮭はチャレンジしたことがないので、高級タイプの鮭はいつか購入してみたい。私が人にお土産で喜ばれるのは「数の子松前漬」と「子持ち昆布」だった。お値打ちなのはもちろん、パッケージも丁度良い。以前はよく試食させてくれたが、今は人手不足なのであろうか、会計係やスタッフは数人以上はいたが、営業してくる売り子はいなくなっていた。

築地 西山水産さんでは、他にいくらや筋子も多数取り扱っている。しかし、筋子&いくらはすぐ近くの店舗の魚河岸仲代さんで購入することが多い。お値段が少しだけお安いのだ。味はもちろん◎でハズレたことがない。

【築地魚河岸】お刺身【築地 山治
築地 山治さんで購入したお刺身。鯛のお刺身と生ホンマグロの赤身。山治さんは以前は3パックで@1,000-というお買い得なセットプライスが存在していた。画像のお刺身はクロマグロ以外はそのセット価格で購入したものだったと思う。サービス価格の時間帯を狙って訪問していたので、かなりお買い得に購入したと記憶している。

【築地魚河岸】お刺身【築地 山治
山治さんは消費者に嬉しい切り身のお刺身をその日の市で目利きされたものを販売している。質問しても色々と答えてくれる(もちろん、購入前提でのお話だが)。画像の鯛のお刺身も非常に美味だった。山治さんで購入したお刺身でハズレたものは今までなかったと記憶している。観光客風のお客さんではなく、ご近所のご婦人方もふらっとやってきて購入していくのを何度も目撃している。つまり、そういうことなのだ。

焼き魚。ハイエースの車内にて撮影。どこの店舗で購入したものか記憶にないが、築地魚河岸で手に入れたのは間違いない。こちらは火が良く通り過ぎていて、正直そうでもなかった。マヨネーズがあればかけたい位のパサつき具合だった。そういったことも経験しておくと、次回購入する時の役に立つと思った。

築地魚河岸の小田原橋棟の雲丹を多数取り扱いしている店舗さんで購入した@500~@800-以内の南米産のウニ。もちろん美味しかったが、ウニの風味は感じるがお値段なりというイメージだった。昆布ダシ入りなどの旨味成分が入ったお醤油などの調味料があれば、また感想は違うと思った。築地魚河岸で購入した海鮮がすべて美味しいかというとそんなことはないのだ。自分の好みだったり、その日の相場&水揚げだったり、こちらが出せる金額なりというのがもちろんあるからだ。そこは授業料として勉強していくしかないと、この時思った。

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【築地魚河岸】マスク【マスコットキャラクター】

【築地魚河岸】マスク【マスコットキャラクター】

-記事の投稿日:2024年10月31日-

◆【築地魚河岸】マスク【マスコットキャラクター】

画像の日時:2020年12月09日11:34分頃~
場所:東京都中央区築地4丁目及び6丁目一部「築地魚河岸」小田原橋棟
説明:築地魚河岸を訪問していたら、マスクをしたマスコットキャラクターがいた。印象的だったので記録してみることにした。
公式キャラクター:築地魚河岸のシールが貼ってあるが、公式キャラクターではないらしい。
そういえば:そういえば、あの緊急事態宣言が出された時から4年もの時間が経つのだった。時間というものはあっという間だと思った。トイレットペーパーやマスク、消毒アルコールなどの買い付け騒ぎ、自粛警察、ステイホーム、クラスター、接種証明書などなど時代を象徴するような流行語!?がいくつも思い出される。皆さんは、どんな言葉が思い出されるでしょう。当時は何をして過ごしていましたか。もう、4年も前の出来事ですから、その当時の思い出も薄れてきている頃でしょうか。

【築地魚河岸】マスク【マスコットキャラクター】
いつも通り買いやすい時間帯を歩いていたら、なんとマスクをしたキャラクターが。思わず時間が停止してしまう私。

【築地魚河岸】マスク【マスコットキャラクター】
よくよく見ると、トラフグに跨る忍者だった。眼光鋭く手裏剣を手にしていた。両者とも白いマスクをしっかりと着けていた。

【築地魚河岸】マスク【マスコットキャラクター】
トラフグちゃんのつぶらな瞳。メッセージ性のある表情。

【築地魚河岸】マスク【マスコットキャラクター】
人工的な人形に過ぎないのに、それらから感情を感じ取ろうとするニンゲンの心とは一体。

【築地魚河岸】マスク【マスコットキャラクター】
トラフグに乗る忍者のタンデム姿。トラフグのマスクのストラップは胸鰭を通過して、忍者の足にかけられているのは両者の一体感を示しているのだろうか。それとも一般人には到底考えの及ばない築地人(つきじびと)たちにしか理解できない魚類達との本当の意味でのタンデムなどがあるのであろうか、なかろうか。

波除神社(なみよけじんじゃ)の鳥居。銀杏が黄葉している。はじめて迎える緊急事態宣言の師走。

銀杏の落葉を浴びながらふと見上げると、海幸橋(かいこうばし)の親柱(おやばしら)が目に飛び込んできた。1927年(昭和2年)竣工の海幸橋の親柱だ。親柱とは、橋の転落防止用の柵の続きとして設けられるもので、その柵より大きな柱のこと。2024年現在では築97年になる。遺構として残しておくとは粋な計らいだと思った。

海幸橋の親柱(かいこうばしのおやばしら)。
真下から見上げてみた。まるで灯籠のような雰囲気に見える。時代が約100年前なので、明かりというと拡散版のかわりである擦りガラスを使用するからこういったデザインなのであろうか。現代ではリフレクターを使用したり、大光量のLEDをちりばめたりするのでデザインの自由度は高いのであろうか。

海幸橋の親柱(かいこうばしのおやばしら)。
溶接したのであろうか。凄く頑丈そうなつくりだ。パソコンで線を引いたようにキレイな直線曲線ではないが、何か美しさを感じる。

海幸橋の親柱(かいこうばしのおやばしら)。
今ではあまり見かけないようなレトロな雰囲気がまた良い。金属の表面のザラツキも良い味を出している。

海幸橋の親柱(かいこうばしのおやばしら)。
造りが頑丈そのもで頼もしさを感じた。塗装も施されておりメンテナンスも定期的に行われている様子が窺える。

海幸橋の親柱(かいこうばしのおやばしら)。
画面の右奥にも同様の親柱が見える。2024年現在は奥の衝立が外されて、時間貸しパーキングになっている。築地に訪れた際は、約100年前の遺構の見学を是非おすすめしたい。

◆海幸橋◆
・当時は築地川東支川(つきじがわひがししせん)が波除神社と市場との間に存在していた。海幸橋は築地場内へと入るゲート橋であった。架橋の由来は、関東大震災(1923年/大正12年)で被災した日本橋魚市場が築地に移転するのに先立ち1927年/昭和2年に完成した橋。関東大震災の復興事業で創架された近代橋梁のひとつ。
◆海幸橋の親柱のデザイン◆
・2種類存在する
①鉄鋼製
②御影石製
・鉄鋼製はアムステルダム派のデザイン
・鋼鉄製の親柱は有機的な曲線で構成される国内でも珍しいデザイン
・御影石製は角柱を面取りした面を正面に配置したデザイン
・点対象に配置:向かって左側に鋼鉄製親柱、向かって右側に御影石製親柱を配置。市場に入るのも出るのも同じように見える点対象となる配置になっている。
出典:中央区役所教育委員会事務局図書文化財課郷土資料課さんのサイトより

◆関東大震災
・2023年で関東大震災発生から100年が経過
・防災の日が9月1日に定められているのは関東大震災の発生日が近代日本の災害対策の出発点となっているため
当時の復興大臣(帝都復興院総裁)には後藤新平という慧眼と実行力の持ち主が就任しました
・後藤新平(ごとうしんぺい)は、東京の基礎をつくった人物として名が知られています。後藤新平は台湾の都市改造で手腕を発揮したことでも非常に有名です
・当時の社会状況で未来の都市の在り方やクルマ社会の到来が見えていた天才官僚たちの頭の中はどうなっているのだろうと、いつも思ってしまいます。現代の慧眼の持ち主たちも、きっと一般人とはかけ離れた未来像が見えているのだろうな。と愚考してしまいます。

国土地理院さんの『重ねるハザードマップ』
・超優秀なハザードマップ
・直感的な操作で、見やすく、わかりやすく作られているハザードマップです
・お時間ある時に自分の地域の情報確認をしてみると時間つぶしには面白いかもです
・出張先や旅行先の安全確認をしておくと、いざという時に的確に動けて安心かもです

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【築地魚河岸】お刺身Party☆★☆【散策】

【築地魚河岸】お刺身Party☆★☆【散策】

-記事の投稿日:2024年10月30日-

◆【築地魚河岸】お刺身Party☆★☆【散策】
画像の日時:2020年10月20日11:31分頃~
場所:東京都中央区築地4丁目及び6丁目一部「築地魚河岸」海幸橋棟3F屋上広場
説明:築地魚河岸でお買い得の時間帯を狙って訪問した。値引き交渉は厳禁とされるプロの買い回り場でもある築地魚河岸。もちろん一般客にも開放されているが、市場内と同じ品物が販売される。そのため、卸値に近い品物が並ぶので販売者が自ら割り引くというまで待つのが基本らしい。
そこで:上記の理由から、回遊魚のように売り場をグルグルと回り巡って、値札がチェンジされるまで地道に待つのだった。
今回は:今回、入手できたお刺身たちは・・・
①長崎産の養殖本マグロ(クロマグロ)の生(冷凍していないもの)
②地中海産の養殖本マグロ(クロマグロ)の中トロ&赤身。
③タイのお刺身。
④生白魚。
⑤白エビの天ぷら。
⑥ファミマのおにぎり。(ライスが売り切れだった)
⑦私はノンアルビール。
⑧その他は、場外での食べ歩きでセール価格だった絶品の大トロの握り寿司。
感想:旨すぎでほっぺが落ちた。しかも、ついている価格よりもお値引きして手に入れたお刺身達。歩き回って、狙って買いに訪れた苦労が報われた。いつもは急ぎ足で、セール価格のものをほんの少しだけ購入して、車の中で食べることが多い。しかし、今回は『お刺身Party』ということにして、銀座からもほど近い大都会の屋上でゆっくりと味わった。良い時間だと思った。
養殖クロマグロ(ホンマグロ):天然もの、養殖ものと大別される。味はどちらがオススメか聞いてみたら、養殖のほうがおすすめだそうだ。理由はエサ。天然の魚は何を食べて育ったかわからないのに対し、養殖はエサなどで調整できるからだそうな。知らなかった。

【築地魚河岸】お刺身Party☆★☆【散策】
購入している時はお腹が空いているし、期待感が非常に高いのでこれだけ買ってもまだまだ足りない。と思っていた。が、実際に食べはじめると中トロの濃厚な脂と旨味で箸が止まる場面が多々あった。クーラーボックスは持ってきていなかったので、勢い食べてしまった。なんて勿体ないことをしたのだろうと後悔しきりだ。2024年現在は物価高騰により、このような価格では手に入らないと思う。最近は築地にあまり行っていないので事情はわからない。冬場の魚の脂の乗るシーズンにまたチャレンジしてみたいと思う。

【築地魚河岸】お刺身Party☆★☆【散策】
長崎件産の養殖の生クロマグロ。口の中で脂が広がる。中トロの甘味⇔旨味の爽やかかつ濃厚な味が全てを忘れさせてくれた。端的に表現すると、一切れでライス一杯いけてしまうお味だ。だが、今日は非常に勿体ない食べ方をしたのだった。

【築地魚河岸】お刺身Party☆★☆【散策】
お口直しの白エビ天ぷら。お口直しに白エビとは罰が当たりそうだ。だが、お値段を知ったらそうも言えない。こちらも天国の階段を昇らせていただいた。合掌。

【築地魚河岸】お刺身Party☆★☆【散策】
地中海産養殖ホンマグロ。こちらは冷凍もの。しかし、長崎県産にも引けをとらない旨さ。むしろ、こちらのほうが味が良いのではと思った一皿だった。もちろんセールプライス。近場のザギン(銀座)のシースー屋(寿司屋)さんで食べたら、とんでもない請求金額になっていたことだろう。

【築地魚河岸】お刺身Party☆★☆【散策】
輝くお刺身。溶けだす脂が身を覆っている。

【築地魚河岸】お刺身Party☆★☆【散策】
鯛のお刺身。マグロを味わう前に、まず鯛を食べたのだ。淡白な身の中に感じる旨味と甘味。さすが築地で購入するタイのお刺身だと思った。永遠に食べていられるスタンダードな味だ。ちなみに、昔は鯛は好きではなかった。鯛の味がわからなかったのだ。しかし、美味しい鯛に出会ってからは考え方がまるで変った。今では好んで食べるようになった。

【築地魚河岸】お刺身Party☆★☆【散策】
築地川第一駐車場の棟のテナントさんの大トロの握り寿司。あれだけ中トロパーティをしたのに、まだ食べるか!?と自分に思った。が、呼び込みのお値段と美しい色に抗えなかったのだ。実際に、人生で食べた中で一番美味しい大トロのお寿司だった。これもザギンで食べたら・・・

【築地魚河岸】お刺身Party☆★☆【散策】
夕方の時間帯の波除け通り。寿司パーティをした後は浜離宮恩賜庭園に行ってきたのだった。

SHO – I LIKE SUSHI (OFFICIAL MUSIC VIDEO) 寿司.鮨.すし.スシ
美味しい寿司を食べる時、SHOさんのスシのラップが脳裏をよぎる。I LIKE I LIKE SUSHISUSHI SUSHI!!!

以下は、かつての築地市場の場内の様子。今は取り壊されて存在しない。あえてレトロ風に現像してみた。2017年1月17日12:27分頃~。

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