【西伊豆 田子】鰹塩辛【創業1882年の百年企業】カネサ鰹節商店

【西伊豆 田子】鰹塩辛【創業1882年の百年企業】 静岡県賀茂郡南伊豆町の道の駅「下賀茂温泉 湯の花」で購入したお土産☆卵かけご飯にお醤油のかわりに、この鰹塩辛を添えると非常に美味だった。

-記事の投稿日2024年07月14日-

◆【西伊豆 田子】鰹塩辛【創業1882年の百年企業】
画像の日時:2024年06月30日22:14分頃~
説明:南伊豆町下賀茂の道の駅「下賀茂温泉 湯の花」で関係各所にお土産を購入していた☆その時に西伊豆 田子の老舗 カネサ鰹節商店『鰹塩辛(かつおしおから)170㌘』が目に留まった。それを自分用に購入した。感想や食べ方などをブログに記録したいと思った。
感想:ひと口め→しょっぱい。というのが正直な感想だ。そのしょっぱさの次に広がる旨味。これを活かそうと玉子かけご飯に入れてみることにした。ふた口め→今度はかなり少なく取ってみて、ほんの少しだけ食べてみた。うん、これはアルコールがとてもすすむ逸品だ。旨塩辛さを流さねばとドリンクが進む食べ物だ。
私の食べ方:玉子かけご飯。しょう油のかわりに鰹塩辛を入れてみた。そうしたら非常に美味だった。ハマっている。しかも少量の盛り付けで味付けできるので、綺麗なスプーンなどでよそい、しっかり冷蔵すれば170㌘サイズでも長持ちしそうだ。なのでコスパも良い。最高だ。


カネサ鰹節商店さんの『鰹の塩辛小瓶(170g)』:鰹の内臓を綺麗に洗浄し約6ヶ月塩のなかに漬け込む。ゆっくりと塩と混ぜながら細かく瓶に詰める。という昔ながらの製法と味を維持しているそうだ。しかも鰹節をつくる過程で内臓を取り出すので、それを利用するというある意味エコな製品だ。
百年企業:カネサ鰹節商店さんは1882年(明治15年)5月に創業。今日(2024年07月14日)まで数えると、なんと142年。そんな歴史ある企業の品物が普通に購入できるという幸せ。お土産を購入する時は知らなかったが、食べて美味しかったので調べたら、その味わいに深みが生じた。
カネサ鰹節商店さんの商品:鰹節、鰹塩辛瓶入り、鰹の燻製、鰹のハラモの燻製、鰹のなまり節、潮かつお(古来より伝わる製法)、詰め合わせセットA、詰め合わせセットB、など。
西伊豆は鰹節の三大名産地のひとつ土佐節・薩摩節、伊豆節の3大名産地のこと。現代では焼津節(本枯節)が本流とされる。江戸時代は紀州、伊勢、志摩の節・土佐節・薩摩節が由緒ある製品だった。伊豆節は明治時代に入ると目覚ましい発展を遂げたという歴史があるそうだ。
出典:株式会社にんべんさんのサイトより。にんべんさんも1699年(江戸時代:元禄12年)創業の100年企業だ。にんべんさんのサイトには鰹節職人・土佐与市氏のことが書かれていたり、鰹節の歴史がわかりやすく、かつ詳細な記事になっており大変勉強になった。鰹に興味のある片はスキマ時間にぜひご覧いただきたいと思う。


百年企業:日本は長寿企業大国。世界には100年以上の企業が約80,000社ある。そのうち日本は約33,000社(40%)、2位のアメリカは約20,000社(24%)3位のスウェーデンは約14,000社(17%)となっているそうだ。4位ドイツ、5位英国、6位イタリア、7位オーストリア、8位カナダ、9位オランダ、10位フィンランド。
日本に100年企業が多い理由の代表的なものが①他国による侵略や植民地化がなかったこと。②先祖代々にわたり長男が家業を引き継ぐ家督相続が伝統的に根付いてきたこと。が考えられるそうだ。業種としては製造業、小売業、卸売り業、建設業、サービス業、不動産業、宿泊・飲食業、医療・福祉業、運輸・倉庫業、農林水産業、教育サービス業、金融・保険業、情報産業、芸術・娯楽業、鉱業・採石業、インフラ・公共事業などが存在するそうだ。
出典:日経BPコンサルティングさんのサイト

「この飾りを作るとあとちょっとでお正月」縁起物“潮カツオ”にお飾り付け作業=静岡・西伊豆町bySBSnews6さんのYoutubeチャンネルより

西伊豆の潮鰹:11月~1月上旬までの限られた期間に製造される保存食。その製法は、西伊豆 田子に古来より伝えられし加工法を元に製造されてきた。その潮鰹(しおかつお)は別名:正月魚(しょうがつぎょ)とも言われ、航海の安全と豊漁豊作、子孫繁栄を祈願し、正月用のお飾りをつけて神棚にお供えしたり、玄関に飾られる。ちなみにお飾り用の藁は松崎町で育てられたものが使用されるそうだ。
三が日を過ぎると:お正月の三が日を過ぎると潮鰹を神棚からおろし、みんなに振る舞われたそうだ。
他には:他には田子地区の船員の雇用の証として、潮鰹が年始の契約にも使われたそうな。
潮鰹の歴史:カツオを朝廷に納めていた奈良時代に起源を持つとされる。日本には1300年ほど前からカツオを塩漬けにして干したものを食べる文化があったとされ、そのカツオの塩蔵品が潮カツオのはじまりだったとも言われているそうだ。奈良時代に平城京に「租庸調」の調として納税した木簡記録があるそうだ。まるで海のように深い食文化だ。

【西伊豆 田子】鰹塩辛【創業1882年の百年企業】カネサ鰹節商店
静岡県賀茂郡南伊豆町の道の駅「下賀茂温泉 湯の花」で購入したお土産☆卵かけご飯にお醤油のかわりに、この鰹塩辛を添えると非常に美味だった。塩分高めなのが気になるがハマっています。

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【田子瀬浜】ホウセキキントキ幼魚?

【田子瀬浜】ホウセキキントキ幼魚? Tago-Sehama Beach Nishi-Izu Shizuoka Japan

-記事の投稿日2024年5月27日-

◆【田子瀬浜】ホウセキキントキ幼魚?
※当時はJPEGでの記録だったので画質がより粗いのでご了承ください※
画像の日時:2016年8月20日11:34分頃~
場所:静岡県賀茂郡西伊豆町田子の田子瀬浜のえびす石像~尊之島の中間地点の砂地の深い場所の岩陰。水深-5m付近
状態:水底の砂地の岩陰に潜む大きな目を持つ赤い魚を発見。自ら明るい場所に泳ぎ出たところを撮影する場面。
説明:水底の砂地でハナハゼ、ダテハゼ、テッポウエビの三者共生の撮影を試みていたところ、掴んでいてた岩影から大きな目をもつ魚が見えた。観察するとキンメダイのような姿をした初見の赤い魚だった。素潜りなので、浮上と潜行を何度も繰り返して撮影した。
キントキとは:キントキとは坂田金時=金太郎のこと。金太郎は赤い衣装を身にまとっていることが多く、金太郎=金時=赤。の式の通りにキントキ=赤となるので、キントキとは赤い色をさす言葉になった。
まめ知識:①学名:Priacanthus hamurur。
②分布:南日本の太平洋岸、伊豆小笠原諸島、琉球列島、インド、太平洋。
③生息場所:サンゴ礁域。-20m以深に多い。
④体色が素早く変化する。

Moontail bullseye is said to originally live in deep waters.
It is very similar to the deep-sea fish, the Splendid alfonsino.
I photographed what appears to be a juvenile of this deep-sea fish.
I was unable to identify it definitively, but it is probably a Moontail bullseye.
It was discovered in a very shallow water, around -5m.
Nishi-Izu is also a place where the depths suddenly become deeper, at over -500m, if you go a little offshore.
Perhaps it was for this reason that I was lucky to see it.
I would like to observe it again.
I sincerely hope that I can do so again.



・出典:ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑さんのサイト
   :土佐料理 旬の鰹がゆく!さんのサイト
   :横浜丸魚株式会社さんのサイト
   :水納島の魚たち(Croissant Island Presents Fish of Minna Island)さんのサイト
   :キンメダイホウセキキントキ

◆Camera :Olympus E-PL6
Camera Lens:M.Zuiko25mmf1.8
UnderwaterHousing:Olympus PTEP10
UnderWaterLight:inon LE700S

◆ウエットスーツなど器材
・マスク       :GULL MANTIS LV(内側に曇り止めシール貼付済)
・スノーケル     :SUPER BULLET mini
・フィン       :SUPER MEW
・フィンブーツ    :MEW BOOTS
・ウエットスーツ   :Hele i waho3mm/aqualung quantum3mm 
・インナーシャツ類  :montbell/アクアボディ ハーフスリーブシャツ&ショーツ
・キャップ      :MOBBY’S ビーニーキャップ  
・グローブ      :ホームセンターにて作業用途を代用
・腕時計       :Hele i waho シュノーケリングマスター
・ウエイト&ベルト  :5kg/TUSA ポケットウエイトベルト使用
・ハウジングランヤード:自作

【田子瀬浜】ホウセキキントキ幼魚?
素潜り/Skindiving/スキンダイビング
Tago-Sehama Beach Nishi-Izu Shizuoka Japan
ホウセキキントキ幼魚が岩陰に潜んでいるとはつゆ知らず。砂を巻き上げてしまった。嬉しさと驚きで自分の身をよじる。息継ぎしに5㍍を浮上する。
【田子瀬浜】ホウセキキントキ幼魚?
素潜り/Skindiving/スキンダイビング
Tago-Sehama Beach Nishi-Izu Shizuoka Japan
よくガンガゼに刺されないでいるなぁ。といつも思う。共生しているのだろうか。または棲み分けしているのだろうか。その理由はなんであろうか。<オタク
【田子瀬浜】ホウセキキントキ幼魚?
素潜り/Skindiving/スキンダイビング
Tago-Sehama Beach Nishi-Izu Shizuoka Japan
自ら岩陰から出て来てくれたホウセキキントキ幼魚。成魚は深い場所に生息するというが、幼魚は比較的浅い場所で過ごす性質があるのか。わからないが、はじめて見る個体に興奮する。
【田子瀬浜】ホウセキキントキ幼魚?
素潜り/Skindiving/スキンダイビング
Tago-Sehama Beach Nishi-Izu Shizuoka Japan
このときはストロボもなかったので自然光のみで撮影。f1.8の明るさはあるが、JPEGなのでどうかなとは思う。再び出会ってみたいものだ。
【田子瀬浜】ホウセキキントキ幼魚?
素潜り/Skindiving/スキンダイビング
Tago-Sehama Beach Nishi-Izu Shizuoka Japan
真横を向いてくれた。サービスショットだ。何度も潜り、カラダが次第に辛くなってくる。それに呼応してくれたのか。大きさも5センチ程度だったと記憶する。なので、撮影の位置は相当に近づいている。なるべく砂を巻き上げないように。波に揺られないように。近づきすぎないように。片方の手で岩を掴んで、カメラの液晶画面で構図を確認して、もう片方の手でシャッターを切る。
【田子瀬浜】ホウセキキントキ幼魚?
素潜り/Skindiving/スキンダイビング
Tago-Sehama Beach Nishi-Izu Shizuoka Japan
今度は反対側を向いてくれた。サービスショットの連続だ。
【田子瀬浜】ホウセキキントキ幼魚?
素潜り/Skindiving/スキンダイビング
Tago-Sehama Beach Nishi-Izu Shizuoka Japan
あなたにまた出会いたい。心底そう思うよ。いつか、また。
【田子瀬浜】ホウセキキントキ幼魚?
素潜り/Skindiving/スキンダイビング
Tago-Sehama Beach Nishi-Izu Shizuoka Japan
【田子瀬浜】ホウセキキントキ幼魚?
素潜り/Skindiving/スキンダイビング
Tago-Sehama Beach Nishi-Izu Shizuoka Japan
思い切って寄ってみた。目とカラダで警戒している様子がヒシヒシと伝わる。
【田子瀬浜】ホウセキキントキ幼魚?
素潜り/Skindiving/スキンダイビング
Tago-Sehama Beach Nishi-Izu Shizuoka Japan
赤黒いカラダは水中ではあまり目立たない。一度見失ってしまうと、中々見つけにくい。しかも5センチに満たないほどのサイズだったと思う。岩陰に隠れてしまうと再発見には困難を極める。

シュノーケリング・スキンダイビング(素潜り)は気軽に自然とふれあえるスポーツです
カロリーを大きく消費する健康増進効果もある趣味になります

冒険心をかき立て人間の本能を呼び覚ますような感覚を覚えます
都会で暮らしているときとは違うある意味動物的な、野性的な感じを身体から思い出していく感覚を感じるかもしれません。そんなスポーツです

さらにコスパの面でも水中眼鏡や足ヒレ・水着(ウェットスーツ)などのささやかな器材で楽しむことができます
 安全面に考慮すればおすすめの趣味のひとつでしょう
以下にオススメのサイト・書籍などを一部ですが掲載させていただきます
お時間ありましたら、ぜひご覧になってみてください

◆素潜り教室
apnea works(沖縄県)日本初プロ・フリーダイバー篠宮龍三先生の教室
Purna(湯河原・真鶴など)-100mの大深度を潜るフリーダイバー岡本美鈴先生の教室
BIG BLUE(小金井)ジャック・マイヨールの最後の愛弟子 松本恵先生の教室
PLATYPUS(小金井)業界指導歴が長く泳ぎの造詣の深い指導者 金子英敏先生の教室
DELFINO HOUSE(真鶴)ウェットスーツ職人として、フリーダイバーのイルカ男として全国区で有名なデルフィーノ後藤先生の教室
CITROBAL MARINA(八王子など)フリーダイバー兼音楽家の米山美弥子先生の教室
TRUE NORTH(浦安市)スタッフ全員専属インストラクター&フリーダイバー広瀬花子先生のツアーもある教室

◆おすすめの書籍
スキンダイビング・セーフティ
(概論、入門、活動、事故事例など多岐にわたる安全の教本)
・BLUE ZONE(著者:篠宮龍三)
・心のスイッチ(著者:篠宮龍三)
・素潜り世界一 人体の限界に挑む(著者:篠宮龍三)

平常心のレッスン。カナヅチでフツーのOLだったわたしがフリーダイビングで世界一になれた理由(著者:岡本美鈴)
ひと息で挑む紺碧の世界一~さらなる深海へ世界記録72mを樹立しても、まだその先をみてみたい。(著者:木下紗佑里)
Glaucos(著者:たなか亜希夫)
海獣の子供(著者:五十嵐大介)
我が名は漁師(著者:武村勇治)
イルカと、海へ還る日(著者:ジャック・マイヨール)
海の記憶を求めて(著者:ジャック・マイヨール)
海の人々からの遺産(著者:ジャック・マイヨール)
アプネア:海に融けるとき(著者:ウンベルト・ペリッツァーリ)

◆海グッズ
・Diving&Snorkeling AQROS(池袋・沖縄・実店舗あり)
・ダイビングショップ アクオス(神田・実店舗あり)
・mic21(全国9店舗・実店舗あり)
・SONIA(通販)
・NAVY COMPANY(大阪・実店舗あり)
・TRUE NORTH(浦安市・実店舗あり)(フリーダイビング用品)
・カメカメCAMERA(大阪府南船場・完全予約制実店舗あり)(新品・中古撮影機材)

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