【晩ご飯】甚四【南伊豆町中木】

-記事の投稿日2024年5月6日-

◆【晩ご飯】甚四【南伊豆町中木】
画像の日時:2019年7月6日18:34分頃~
場所:静岡県賀茂郡南伊豆町中木「甚四(じんし)」本家2階
状態:ヒリゾ浜の乗船場所である南伊豆町中木の民宿で夕ご飯を食べるシーン☆
説明:漁師宿、漁師さん一家の運営する民宿☆特別料理のアワビをオプションでオーダーした。もちろん中木産の豊かな海で獲れた食材だ。アワビのお刺身、アワビの肝の酢漬けを堪能する。その他、息子さんが乗船するマグロ漁船で漁獲されたマグロのお刺身、揚げ物&天ぷらアソート、さざえのつぼ焼き、シッタカの煮つけ、ブダイの煮つけ、セミ海老のお味噌汁、ナスの漬物、デザート、日本酒「臥龍梅(がりゅうばい)」などだ。
漁師一家:ご主人ご夫婦とそのご両親、ご子息たちはいずれも漁師さん、そして海や魚の関係の仕事をされている、海洋系知識の造詣の深いご一家。少なくとも親子三代は漁師さんだということだ。
ご主人:当代のご主人はイルカと板鰓類(ばんさいるい)の出版に筆を寄せるなど魚類に造詣が深い。また、伊勢海老漁シーズンで混獲された海の生き物を下田水族館に提供されるなど海系の人脈も幅広い。
民宿:旅館やホテルなどとは雰囲気の違う民宿。しかし、漁師宿だからこそ提供される妥協のない素材と、何よりもその味付けが秀逸だ。
繁忙期:夏季の多忙な時期に、私は話しかけるのを遠慮している。秋の伊勢海老祭りがはじまる「ヒリゾ浜ボートシュノーケリング」の期間中や、冬に絶品になるというブダイのシーズンなどは比較的ゆっくりとのことなので、話好きの向きはそちらをおすすめしたい。
干し場:甚四さんは洗い場と干し場が明確で広くて使いやすい。マリンスポーツの宿泊で大切な要件のひとつが「洗い場」と「干し場」だ。水着、シュノーケル&マスク、足ヒレ、カメラなどについた潮を洗い流す場所。そしてそれらを干す場所。具体的には物干し竿&ハンガーの利用、ウエイトの置き場所など(中木ではあまり関係ないが女性水着の盗難対策や干し場所が屋根付きだと尚ありがたい)。さらに有料でも良いので脱水機を利用させていただくと尚ありがたい。
立地:見晴らしの良い高台に立地しているので中木の駐車場と港内を一望できる。
夜景:星の出る時間帯に2階の干し場に出ると、雄大な銀河を観察することが出来る。宿の中なので夜風に当たりながら、また、一杯飲みながらでも安心して過ごすことが出来るのも特徴だ。
・自分自身の普段をすこし:お酒は週に2回飲めば多いほうだ。つきあいで飲むことはほとんどないに等しい。健康と節約のため普段のランチはなるべく自炊している。無限なる成長期が終わらないためか、継続的に炭水化物を大量に摂取してしまっている。

The guest house “Jinshi” exists in Nakaki, Minami-Izu Town, Shizuoka Prefecture, Japan.
We have stayed there many times.
We are what is called “regulars”.
The seafood dishes are especially delicious.
The seasoning is excellent.
The abalone sashimi, a special dish, and the pickled abalone liver are especially wonderful.
Pair these seafood dishes with a glass of Shizuoka sake and you will be in heaven.
Yes, without a doubt.

The family that owns Jinshi has been a family of fishermen for more than three generations.
As a result, they are very knowledgeable about the sea.

◆撮影機材など
・NikonZ6+NikkorZ24-70mm/f4s
・NikonNX-STUDIO
・ストロボ使用せず

【晩ご飯】甚四【南伊豆町中木】
Hirizo Beach Nakagi Minamiizu Shizuoka Prefecture Japan
おひつに入ったライスは食べ放題だ。私は大食いなので、いつも腹パンになってしまう。この味付け、素材、そして美味しいお米、お酒、一日の解放感からすべてが緩んでしまう。

【晩ご飯】甚四【南伊豆町中木】
Hirizo Beach Nakagi Minamiizu Shizuoka Prefecture Japan
お値段はなんと「時価」。海鮮系を扱うお店さんなどで良く目にするあの文字だ。セレブ御用達のメニューかと思っていたが、そうではないことに気が付いた。「モノホンのアワビ」を食べてみたい方は是非、相談されることをおすすめする。事前の電話対応で要望をいろいろ受け付けてくれる。
調理法も色々訪ねてみると良い。我々の鉄板メニューは①お刺身、②肝の酢漬け。この2点だ。味が淡白なので脂っこい品を口にする前に、是非とも鮑からじっくりと味わいたい。お酒⇔鮑。この交互作用であなたも気が付いたら語尾が「ギョギョッ!!!」となること間違いない。<文章が長いw

【晩ご飯】甚四【南伊豆町中木】
Hirizo Beach Nakagi Minamiizu Shizuoka Prefecture Japan
伊勢海老は聞いたことがあるが「蝉海老(せみえび)」とは何ぞや。答えはこれだ!すこし小さめな海老だが、旨いのだ。ヒリゾ浜の岩の裏という裏を血眼になって探せばきっと出会えるはず。きっとだ。見つからなかったらd3_plusさんやかっちゃんさん、常連さんに尋ねてみると良いだろう。私には聞かないでほしい笑。なぜなら岩に擬態しているし、セミエビはあまり自分では見つけたことがないからだ。ギョギョッ!

【晩ご飯】甚四【南伊豆町中木】
Hirizo Beach Nakagi Minamiizu Shizuoka Prefecture Japan
シッタカの煮つけ。この品の大ファンは多い。かくいう私は貝料理は苦手なクチだったのだが、中木で提供されるシッタカの煮つけのお味を知ってからというもの虜になった。一度食べたら、きっともう….言葉はいらないはずだ。こちらのお品も「酒⇔シッタカ煮つけ」の無限ループに陥ってしまう危険性があります。ギョギョッ!

【晩ご飯】甚四【南伊豆町中木】
Hirizo Beach Nakagi Minamiizu Shizuoka Prefecture Japan
こちらは静岡市清水区にある三和酒造さんの有名な日本酒「臥龍梅(がりゅうばい)」。我らが愛するしぞーかの地酒だ。活性のにごり酒は”しゅわしゅわ”した舌ざわりで最高に旨い!魚介料理とあうんだな、コレが。一瞬で蒸発してしまったとさ、まる。

【晩ご飯】甚四【南伊豆町中木】
Hirizo Beach Nakagi Minamiizu Shizuoka Prefecture Japan
「こぽこぽこぽ…..」乾杯、お疲れ様、の声掛けから記憶が飛ぶ。一日6時間以上も泳ぎ倒したカラダに、前の日の仕事終わりから休まず5時間かけてヒリゾ浜まで運転したカラダに、大自然に預けたカラダに、旨い料理は次々と吸い込まれていく、安くて良質なお酒とともに…..

【晩ご飯】甚四【南伊豆町中木】
Nakagi Minamiizu Shizuoka Prefecture Japan
オレンジ色のスカシユリと中木港内。チカラ強く大地のエネルギーを吸って生命を咲かせている。豊かな自然の生命力をそこここに感じる。
Blue John.blog