中木のご飯の思い出12

◆南伊豆中木ヒリゾ浜の民宿 甚平(じんべい)の晩ご飯☆

-記事の投稿日2024年09月16日-

◆中木のご飯の思い出12
画像の日時:2024年09月07日18:10分頃~
場所:静岡県賀茂郡南伊豆町中木 民宿「甚平(じんべい)」
説明:夕ご飯の様子☆民宿 甚平は本来であれば素泊まりの宿。今回は試験的にお弁当スタイルで提供された。
セルフ:甚四さんまで自分たちで取に行き、片付けを持っていくセルフスタイル。
感想:最低でも一日5時間以上は遊泳する我々にとってみたら、何を食べても美味しく感じるものだ。しかし、真心こめてつくられた料理たちは疲れた心身をいつも癒してくれる。ちょっと大げさかもしれないが、普段の仕事をしている生活よりも格段に美味しいご飯を食べられて現実として幸せを感じているのかもしれない。とにかく旨いし、うますぎる。<意味わからん


睡眠時間:中木に来て宿泊すると、いつも健康的な睡眠時間となる。流れはこうだ。
→16時に海から陸にあがる
→片付けやらで17時頃にやっと落ち着く
→そこから夕ご飯の18時頃までウロつく
→夕ご飯タイム(1~1.5時間前後)
→片付け&翌日の準備&寝る準備(20時~21時頃)
→気づいたら朝(6時台が多い)
8時間~9時間睡眠でしかも深い眠りにつけるのは起床時もハッピーに感じる。夜の虫の音色やしっとりとした湿度、月明かりや星のまたたき、畳のお部屋、清潔な布団、その匂い、前日夜の仕事終わりに出発して運転して一日遊泳して疲れ切ったカラダ、そのすべてが波のように打ち寄せてきて眠りへといざなう・・・

◆撮影機材
NikonZ6Nikkor z24-70mmf/4sNissin i60A

◆南伊豆中木ヒリゾ浜の民宿 甚平(じんべい)の晩ご飯☆
ふっくら炊き立て白米、セミエビ入り味噌汁(セミエビは甘味が強いと言われている)、お刺身、ブダイの煮つけ、ホタテの煮つけ、シッタカの煮つけ、エビフライ、ピーマンなど野菜の天ぷら、魚の酢のもの、夏野菜の煮もの、サラダ、デザート、お新香。軽く10品目以上もある豪勢なお弁当だ。お味も最高だった。

◆南伊豆中木ヒリゾ浜の民宿 甚平(じんべい)の晩ご飯☆
何から食べようか迷うが、とりあえずお味噌汁と白米をほおばり、お次はお刺身というのがいつもの流れになってしまう。特に日本酒と交互に食べていくと贅沢この上ない気分になってしまう。

◆南伊豆中木ヒリゾ浜の民宿 甚平(じんべい)の晩ご飯☆
お刺身と日本酒のあとは・・・迷うが、揚げ物系に手を付けて、甘辛い味付けのブダイの煮つけは、いつも最後の楽しみにとっておいてしまう。伊豆に通い始めの頃は、魚の煮つけは好きではないほうだった。しかし、漁師町で提供される魚料理を食べてから好物へと変わっていった。

◆南伊豆中木ヒリゾ浜の民宿 甚平(じんべい)の晩ご飯☆
エビフリャーがうめぇら!静岡弁ならこう表現するのだろうか。私の脳内ではこう連呼していた。とにかく美味しい。旅気分が盛り上げてくれるからだろうか。いつも夢中で食べてしまう。

◆南伊豆中木ヒリゾ浜の民宿 甚平(じんべい)の晩ご飯☆
夏野菜のかぼちゃ&ナスの煮つけ。味噌ダレ付き。これも最高of最高。ごはんのおかずに甘いものなんて昔は大嫌いだったのに、いまでは伊豆に来た時にこれがないと始まらないし、終わらない。それほど最高なのだ。

◆南伊豆中木ヒリゾ浜の民宿 甚平(じんべい)の晩ご飯☆
そしてシッタカの煮つけ。貝のシッタカ。アワビよりも旨い影の番長と噂される至高の食べ物だ。許されるならばお皿いっぱいに盛られたシッタカの煮つけをいつか食べてみたい!というほど旨いのだ。お酒のお供でも最高なのはもちろん、単品で食べても!!!!!となる。思い出したらお腹が空いてきてしまった…..。伊豆が恋しい。

◆南伊豆中木ヒリゾ浜の民宿 甚平(じんべい)の晩ご飯☆
セミエビ入りお味噌汁。甘味の強い海老といわれている種類のエビちゃん。実際に味噌汁に強い甘みを感じた。品がないかもしれないが、この味噌汁にライスを投入して食べたいくらいに濃厚な甘みがある。身はカラダの大きさからしてそんなに食べられないのだが、ダシとして至高の甲殻類なのは本当かもしれない。

差し入れで頂戴してしまった日本酒の真澄。冷蔵庫に3年ほど眠っていたそうだ。お料理と調和して最高の甚平Night!となった。日本酒最高!ありがとうございます。

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【西伊豆 田子】鰹塩辛【創業1882年の百年企業】カネサ鰹節商店

【西伊豆 田子】鰹塩辛【創業1882年の百年企業】 静岡県賀茂郡南伊豆町の道の駅「下賀茂温泉 湯の花」で購入したお土産☆卵かけご飯にお醤油のかわりに、この鰹塩辛を添えると非常に美味だった。

-記事の投稿日2024年07月14日-

◆【西伊豆 田子】鰹塩辛【創業1882年の百年企業】
画像の日時:2024年06月30日22:14分頃~
説明:南伊豆町下賀茂の道の駅「下賀茂温泉 湯の花」で関係各所にお土産を購入していた☆その時に西伊豆 田子の老舗 カネサ鰹節商店『鰹塩辛(かつおしおから)170㌘』が目に留まった。それを自分用に購入した。感想や食べ方などをブログに記録したいと思った。
感想:ひと口め→しょっぱい。というのが正直な感想だ。そのしょっぱさの次に広がる旨味。これを活かそうと玉子かけご飯に入れてみることにした。ふた口め→今度はかなり少なく取ってみて、ほんの少しだけ食べてみた。うん、これはアルコールがとてもすすむ逸品だ。旨塩辛さを流さねばとドリンクが進む食べ物だ。
私の食べ方:玉子かけご飯。しょう油のかわりに鰹塩辛を入れてみた。そうしたら非常に美味だった。ハマっている。しかも少量の盛り付けで味付けできるので、綺麗なスプーンなどでよそい、しっかり冷蔵すれば170㌘サイズでも長持ちしそうだ。なのでコスパも良い。最高だ。


カネサ鰹節商店さんの『鰹の塩辛小瓶(170g)』:鰹の内臓を綺麗に洗浄し約6ヶ月塩のなかに漬け込む。ゆっくりと塩と混ぜながら細かく瓶に詰める。という昔ながらの製法と味を維持しているそうだ。しかも鰹節をつくる過程で内臓を取り出すので、それを利用するというある意味エコな製品だ。
百年企業:カネサ鰹節商店さんは1882年(明治15年)5月に創業。今日(2024年07月14日)まで数えると、なんと142年。そんな歴史ある企業の品物が普通に購入できるという幸せ。お土産を購入する時は知らなかったが、食べて美味しかったので調べたら、その味わいに深みが生じた。
カネサ鰹節商店さんの商品:鰹節、鰹塩辛瓶入り、鰹の燻製、鰹のハラモの燻製、鰹のなまり節、潮かつお(古来より伝わる製法)、詰め合わせセットA、詰め合わせセットB、など。
西伊豆は鰹節の三大名産地のひとつ土佐節・薩摩節、伊豆節の3大名産地のこと。現代では焼津節(本枯節)が本流とされる。江戸時代は紀州、伊勢、志摩の節・土佐節・薩摩節が由緒ある製品だった。伊豆節は明治時代に入ると目覚ましい発展を遂げたという歴史があるそうだ。
出典:株式会社にんべんさんのサイトより。にんべんさんも1699年(江戸時代:元禄12年)創業の100年企業だ。にんべんさんのサイトには鰹節職人・土佐与市氏のことが書かれていたり、鰹節の歴史がわかりやすく、かつ詳細な記事になっており大変勉強になった。鰹に興味のある片はスキマ時間にぜひご覧いただきたいと思う。


百年企業:日本は長寿企業大国。世界には100年以上の企業が約80,000社ある。そのうち日本は約33,000社(40%)、2位のアメリカは約20,000社(24%)3位のスウェーデンは約14,000社(17%)となっているそうだ。4位ドイツ、5位英国、6位イタリア、7位オーストリア、8位カナダ、9位オランダ、10位フィンランド。
日本に100年企業が多い理由の代表的なものが①他国による侵略や植民地化がなかったこと。②先祖代々にわたり長男が家業を引き継ぐ家督相続が伝統的に根付いてきたこと。が考えられるそうだ。業種としては製造業、小売業、卸売り業、建設業、サービス業、不動産業、宿泊・飲食業、医療・福祉業、運輸・倉庫業、農林水産業、教育サービス業、金融・保険業、情報産業、芸術・娯楽業、鉱業・採石業、インフラ・公共事業などが存在するそうだ。
出典:日経BPコンサルティングさんのサイト

「この飾りを作るとあとちょっとでお正月」縁起物“潮カツオ”にお飾り付け作業=静岡・西伊豆町bySBSnews6さんのYoutubeチャンネルより

西伊豆の潮鰹:11月~1月上旬までの限られた期間に製造される保存食。その製法は、西伊豆 田子に古来より伝えられし加工法を元に製造されてきた。その潮鰹(しおかつお)は別名:正月魚(しょうがつぎょ)とも言われ、航海の安全と豊漁豊作、子孫繁栄を祈願し、正月用のお飾りをつけて神棚にお供えしたり、玄関に飾られる。ちなみにお飾り用の藁は松崎町で育てられたものが使用されるそうだ。
三が日を過ぎると:お正月の三が日を過ぎると潮鰹を神棚からおろし、みんなに振る舞われたそうだ。
他には:他には田子地区の船員の雇用の証として、潮鰹が年始の契約にも使われたそうな。
潮鰹の歴史:カツオを朝廷に納めていた奈良時代に起源を持つとされる。日本には1300年ほど前からカツオを塩漬けにして干したものを食べる文化があったとされ、そのカツオの塩蔵品が潮カツオのはじまりだったとも言われているそうだ。奈良時代に平城京に「租庸調」の調として納税した木簡記録があるそうだ。まるで海のように深い食文化だ。

【西伊豆 田子】鰹塩辛【創業1882年の百年企業】カネサ鰹節商店
静岡県賀茂郡南伊豆町の道の駅「下賀茂温泉 湯の花」で購入したお土産☆卵かけご飯にお醤油のかわりに、この鰹塩辛を添えると非常に美味だった。塩分高めなのが気になるがハマっています。

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【生ホンマグロ】釣ってきたクロマグロの柵☆

-記事の投稿日2024年4月26日-

◆【生ホンマグロ】釣ってきたクロマグロの柵☆
・画像の日時:2024年4月16日21:15分頃~
・状態:生ホンマグロの柵を切って食べようとする場面☆
・説明:一度も冷凍していない”生”ホンマグロは格別。香りがするというがそれは本当だった。今回も船で太平洋上に出て釣りで漁獲されたクロマグロを柵にしたものをおすそわけしていただいた。
・赤身:赤身に見えたが、中トロの部分も含んでおり、酸味と赤身のTHEマグロらしい味とが融合して非常に美味だった。→※訂正します。鮮度の高いマグロは酸味が強いということです。ですので、今回は赤身を中心に中トロの部分はわずかでした。味が中トロに感じたのは鮮度の高さを証明する酸味の強さでした。
・調味料:自分の場合は、やはり塩で食した。しょうゆでも食べ見たが、やはり塩が今の自分には良い。ご飯がすすんでしようがない。炭水化物控えめの自分には危険な食材だと思った(我慢すれば良いだけですが)。


・まめ知識:①ホンマグロは「マグロの王様」と呼ばれる。
②栄養としては良質なタンパク質が豊富。EPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)が豊富に含まれていて血行促進効果が高い。鉄分が豊富。
③学名の「Thunnus」はキリシア語で突進を意味する言葉に由来する。
④カツオ、サバ、サワラ類、ハガツオ、イソマグロ、ソウダガツオ、スマなどがマグロのなかま。
⑤日本人とマグロとは古くから関りがあり、縄文時代の貝塚からマグロの骨が発見されている。
⑥マグロの語源は諸説あり、a,目が大きく黒いから「目黒」→マグロとなった説。b,真っ黒に見えたことから「真っ黒」→まぐろとなった説。
⑦漢字の鮪の有の字は「外側を囲う」という意味のため、外洋性・回遊性を持つマグロの生態を表した文字になった。
⑧最高時速80-90km/hで泳ぐ。
⑨別名:「シビ」と呼ばれたりする。古事記の中でこの名前が登場する!!!
⑩肉食性の魚で、イワシ・ボラ・サバ・トビウオなどを積極的捕食し、身体が大きく成長してくるとイカ類への依存度が高くなると言われ、夜間はイカを捕食していることが多いとされる。
⑪年間約3000~5000㌔m回遊するとされる。強力な筋肉と紡錘形の進化した無駄のない形で効率よく泳いでいる。
⑫マグロは捨てるとことがないほど各部位が利用される。特に腹側(シモと呼ばれる)の部分が美味しく高価とされる。
すしざんまいさんのサイトにとても詳しく書かれています☆是非の一読をオススメ致します。

A friend of mine gave me some hon tuna.
This tuna was caught by fishing.
It is fresh tuna that has never been frozen.
It is exceptionally delicious.
Unfrozen tuna has an aroma. It is an appetizing aroma.
Again, I ate it with a sprinkle of salt.
Both the lean part and the medium fatty tuna were just great.
The hobby of catching huge tuna is very wild and masculine.
Once I have experienced it, I will never forget it.

◆機材など
・NikonZ6
・外部ストロボ:Nissin i60A(天井バウンス)
・現像ソフト:NikonNX-Studio
(ニッシン製ストロボは品質も良く、コンパクトで大光量、操作性も電池の持ちも良好☆さらにアフターメンテナンス体制もしっかりしているというユーザー思いのストロボ専業メーカー。1959年創業の60年以上の企業。初心者向け~の講習会なども随時開催☆)

I own a Nissin external strobe made in Japan. It is compact but has a large light output and good battery life. Of course, it is also well made and reliable. They are also very responsive to maintenance, and the maintenance fee is reasonable. Nissin is a well-known Japanese strobe manufacturer with a solid maintenance system and other after-sales services.
…By the way, they are not a brake manufacturer(Nissin). They have the same name, though.

【生ホンマグロ】釣ってきたクロマグロの柵☆
NikonZ6+Nissin i60A
白いビニール袋に普通に入っているので、ひったくりに遭遇しないか冷や冷やした。私にとってそれくらい大事な品だ。なぜなら絶対に旨いから!!!熱で変質してしまうから脇にかかえないだけで、本当は抱え込んで移動したかったのだ。

【生ホンマグロ】釣ってきたクロマグロの柵☆
NikonZ6+Nissin i60A
うん。絶対に旨いやつだ。
まず、筋が綺麗。
そして色も美しい。
香りも香ばしい。
そして包丁も入りやすい。
さらに脂が溶ける溶ける。
もう言葉はいりません、おわかりですよね……

【生ホンマグロ】釣ってきたクロマグロの柵☆
NikonZ6+Nissin i60A
別角度からのカット。ため息混じりですね….とにかく香りを楽しめるように薄く、薄く、とにかく薄く美しくカットして味わいたい。それくらいに旨いのです。
お魚好きならば、包丁を握る前にすでにアルコール分を体内に入れてしまっている向きもあるのでは笑。特別な休日の前以外は基本的に飲酒しない私ですが、さすがに手が震えました。

【生ホンマグロ】釣ってきたクロマグロの柵☆
NikonZ6+Nissin i60A
完成!今回も切れない我が家の包丁で、やはり厚めに切れてしまいました。
肝心のお味のほうは…..最高宣言でございます。

【生ホンマグロ】釣ってきたクロマグロの柵☆
NikonZ6+Nissin i60A
洋上でワイルドに自分たちで釣ったホンマグロを、しかも一番うまい部位を選んで食する気分は、きっと最高なのでしょうね。これは男の浪漫です。一度体験したならば、きっと忘れられないし、きっと代々伝えられる位の栄誉だと思いました。現代のホンマグロ釣りという遊びは、きっとそういう感じだと想像します!!!素敵。

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