【ヒリゾ浜】イロカエルアンコウ

-記事の投稿日2024年5月14日-

◆【ヒリゾ浜】イロカエルアンコウ
画像の日時:2021年9月26日10:21分頃~
場所:小通り-3m前後の場所
状態:水底の小岩の上に居るイロカエルアンコウを激写☆
説明:常連さんの白川さんに教えていただいたイロカエルアンコウ☆「黄色く、デカいカエルアンコウが、浅い場所に居る!」と嘘のような情報が舞い込んだ。白川さん曰く「本当だってばぁ!」と言うので、より胡散臭く感じた。しかし、常連の皆さんのテンションを見て本物だったのだと思い急行した。のちほど「凄かったです!本当にいましたぁぁ!!!」て伝えたら笑ってました。本当に良い方でした。
白川さん:身長が190㌢オーバーの手足の長いモデル体型の常連さん。大駐車場にいるとひょっこり出くわす。飲み会などでも出席率高めのイメージの方だ。我々のように遊泳時間ギリギリまで泳いでいるということはなく、あくまで自然にマイペースでヒリゾ浜を楽しんでいた方だ。そんな白川さんが逝ってしまった。もちろん陸でのことだった。私は笑顔の白川さんしか知らない。気づけば2023年シーズンは闘病のためヒリゾに来ていなかったらしい。それ程いつもそこにいるように感じてしまう白川さんの存在感。海で出会うだけの関係であるが、知らせを聞き大変悲しい思いがした。いつもの彼の感じだと、冗談だとしか思えなかった。そういう楽しい方だった。彼の分まで通って思い切り楽しむことが供養になると気持ちを切り替えた。まだまだ信じられない思いだが、白川さんの得意だったニョッキという手の平を頭の上で合わせて思い切り「Aの字」に立つポーズを中木の駐車場で行いたいと思う。私なりの供養だ。白川さんForever!!!
・まめ知識:①学名:Antennarius pictus。
②英名:Painted frogfish。
③分布:南日本の太平洋側、伊豆諸島、琉球列島、インド太平洋。
④生息場所:沿岸浅場の岩礁域、サンゴ礁域。比較的カイメンのそばを好む。(特に小さい個体はカイメンの近くを強く好む傾向がある)。
⑤似ているオオモンカエルアンコウと比べるとヒレの形に違いがある。

A bright yellow frogfish was photographed.
The location is HirizoBeach in Minami-Izu.
I took this photo by bare diving.
It was Mr. Shirakawa, a regular visitor, who found this huge yellow anglerfish.
He passed away the other day. He had been fighting against illness.
I learned of his death on SNS because I only meet him in the ocean.
Although we had only talked a little at the beach, I was filled with sadness.
Whenever we saw each other, we always laughed at each other’s silly stories.
I realized that I only had such memories of him, which made me even more sad.
I tried to lighten my grief a little by posting this article on the Internet.
Let’s swim and have fun for him, and when we get to the other side, let’s have a drink together! Mr. Shirakawa, forever!



◆Camera                       :Nikon1 j4
Camera Lens               :NIKKOR 10-30mm f3.5-5.6PD-ZOOM
Wide Conversion Lens :inon「UWL-H100 28M67 Type2」
Dome Lens Unit           :inon Dome Lens Unit II for UWL-H100
Camera Setting            :iso auto/white barance underwater  
Under Water Housing      :Nikon WP-N3
Strobe                              :inon z240 type3                                         
           :inon D2000 type4

◆ウエットスーツなど器材
・マスク       :GULL MANTIS LV(内側に曇り止めシール貼付済)
・スノーケル     :SUPER BULLET mini
・フィン       :SUPER MEW
・フィンブーツ    :MEW BOOTS
・ウエットスーツ   :Hele i waho3mm/aqualung quantum3mm 
・インナーシャツ類  :montbell/アクアボディ ハーフスリーブシャツ&ショーツ
・キャップ      :MOBBY’S ビーニーキャップ  
・グローブ      :ホームセンターにて作業用途を代用
・腕時計       :Hele i waho シュノーケリングマスター
・ウエイト&ベルト  :5kg/TUSA ポケットウエイトベルト使用
・ハウジングランヤード:自作

【ヒリゾ浜】イロカエルアンコウ
素潜り/Skindiving/スキンダイビング
Hirizo Beach Minami-Izu Shizuoka Prefecture Japan.
こんなに目立つ色、姿、大きさなのに、水面を泳いでいると見失う不思議。さらに見つける方へは並々ならぬリスペクトを感じる。

【ヒリゾ浜】イロカエルアンコウ
素潜り/Skindiving/スキンダイビング
Hirizo Beach Minami-Izu Shizuoka Prefecture Japan.
しかし表情が豊かだ。シャクレルのレギュラーでもいけそうだ。目のギョロつき具合といい、裂けた口といい、模様といい、想像の斜め上を行く奇抜さよ。現代人は目から入ってくる情報が多いせいか、空想力が足りなくなっていやしないか。たとえば、昔の人の空想上のキリンの絵とかはカエルアンコウを超えている。口分伝で伝言ゲームで伝わって大袈裟になったにせよ、想像上の生き物が現実世界の奇妙さを超えているというのは正直に凄い。現代アートも空想上の何かを描くような超大作を是非とも見せてほしい。<自分が書くべしww

【ヒリゾ浜】イロカエルアンコウ
素潜り/Skindiving/スキンダイビング
Hirizo Beach Minami-Izu Shizuoka Prefecture Japan.
まるで意思があるかのように目線がこちらへと向けられている。何を考えているのか。それとも考えていないのか。私は君と出会えてハッピーな瞬間だよ。

【ヒリゾ浜】イロカエルアンコウ
素潜り/Skindiving/スキンダイビング
Hirizo Beach Minami-Izu Shizuoka Prefecture Japan.
こんなんなっちゃっています笑。アップで見ないほうがヨカッタ…かな笑。鼻につまようじを入れているようなひょうきんなフェイス。半開きのおクチ。笑ってはいけない表情で芸人さんの参考にもなるような気がした。

【ヒリゾ浜】イロカエルアンコウ
素潜り/Skindiving/スキンダイビング
Hirizo Beach Minami-Izu Shizuoka Prefecture Japan.
ちょっと大人っぽいカエルアンコウ。「ふんぬ」と東洲斎写楽「三代目大谷鬼次の江戸兵衛」のように手をせり出しているような妙な迫力がある。

【ヒリゾ浜】イロカエルアンコウ
素潜り/Skindiving/スキンダイビング
Hirizo Beach Minami-Izu Shizuoka Prefecture Japan.
お目目の周りにはマツゲのような模様が。何か意味があるのでしょうね、きっと。目の上のヒラヒラの擬態も見ごたえがあり、とても面白い。

【ヒリゾ浜】イロカエルアンコウ
素潜り/Skindiving/スキンダイビング
Hirizo Beach Minami-Izu Shizuoka Prefecture Japan.
チャーミングな姿に何度でもシャッターを切ってしまう。

【ヒリゾ浜】空撮
DJI MAVIC AIR2 ND PLfilter No.8(Neewer)
渡船の航跡が真っ青な海に光っている。あいあい岬下、ヘイゴロウ、丘ハヤマ、沖ハヤマ、小通り、ドロップオフの水底までくっきりと見える。素晴らしい景色を白川さんに捧げる。皆さん仰っておりましたが、天国で一杯やりましょう!

シュノーケリング・スキンダイビング(素潜り)は気軽に自然とふれあえるスポーツです
カロリーを大きく消費する健康増進効果もある趣味になります

冒険心をかき立て人間の本能を呼び覚ますような感覚を覚えます
都会で暮らしているときとは違うある意味動物的な、野性的な感じを身体から思い出していく感覚を感じるかもしれません。そんなスポーツです

さらにコスパの面でも水中眼鏡や足ヒレ・水着(ウェットスーツ)などのささやかな器材で楽しむことができます
 安全面に考慮すればおすすめの趣味のひとつでしょう
以下にオススメのサイト・書籍などを一部ですが掲載させていただきます
お時間ありましたら、ぜひご覧になってみてください

◆おすすめサイト
中木へ行こうよ。
ヒリゾ浜の情報のすべてが網羅されているサイトです
管理人のかっちゃん。さんは魅力を伝えるべく日々奔走しておられます
・d3_plus
ヒリゾ浜での海中撮影の”神”と呼ばれるインフルエンサー
他では入手できない詳細なヒリゾ浜のパンフレット製作も手がけている
鈴木さよこ
伊豆半島を中心に活動している写真家・フォトグラファー
水中写真の青い世界の魅力はもちろん、そこに息づく自然、生活する人々までエナジー溢れる作品を多数生み出している

◆素潜り教室
apnea works(沖縄県)日本初プロ・フリーダイバー篠宮龍三先生の教室
Purna(湯河原・真鶴など)-100mの大深度を潜るフリーダイバー岡本美鈴先生の教室
BIG BLUE(小金井)ジャック・マイヨールの最後の愛弟子 松本恵先生の教室
PLATYPUS(小金井)業界指導歴が長く泳ぎの造詣の深い指導者 金子英敏先生の教室
DELFINO HOUSE(真鶴)ウェトッスーツ職人として、フリーダイバーのイルカ男として全国区で有名なデルフィーノ後藤先生の教室
CITROBAL MARINA(八王子など)フリーダイバー兼音楽家の米山美弥子先生の教室
TRUE NORTH(浦安市)スタッフ全員専属インストラクター&フリーダイバー広瀬花子先生のツアーもある教室

◆おすすめの書籍
スキンダイビング・セーフティ
(概論、入門、活動、事故事例など多岐にわたる安全の教本)
・BLUE ZONE(著者:篠宮龍三)
・心のスイッチ(著者:篠宮龍三)
・素潜り世界一 人体の限界に挑む(著者:篠宮龍三)

平常心のレッスン。カナヅチでフツーのOLだったわたしがフリーダイビングで世界一になれた理由(著者:岡本美鈴)
ひと息で挑む紺碧の世界一~さらなる深海へ世界記録72mを樹立しても、まだその先をみてみたい。(著者:木下紗佑里)
Glaucos(著者:たなか亜希夫)
海獣の子供(著者:五十嵐大介)
我が名は漁師(著者:武村勇治)
イルカと、海へ還る日(著者:ジャック・マイヨール)
海の記憶を求めて(著者:ジャック・マイヨール)
海の人々からの遺産(著者:ジャック・マイヨール)
アプネア:海に融けるとき(著者:ウンベルト・ペリッツァーリ)

◆海グッズ
・Diving&Snorkeling AQROS(池袋・沖縄・実店舗あり)
・ダイビングショップ アクオス(神田・実店舗あり)
・mic21(全国9店舗・実店舗あり)
・SONIA(通販)
・NAVY COMPANY(大阪・実店舗あり)
・TRUE N

Blue John.blog