【井田海水浴場】アオリイカの卵

-記事の投稿日2024年4月3日-

◆井田海水浴場 アオリイカの卵
・画像の日時:2021年7月4日13:31頃~
・状態:豪雨が続く濁りの海の中でゆられる卵塊
暗く濁っている状態の海にゆられるホンダワラ。その中を素潜り(撮影目的)していると突如白い塊が現れる。イカの卵だ。
 さらによく観察していると、水中ライトの光で動く物体が見える。イカの幼体だ。これほどまでに小さな幼体を見るのは初だ。感動した。

 イカには申し訳ないが裏から水中ライトで照らし、ストロボを焚いて中の様子を見させてもらった。美しい….言葉も出ないほどだ…西伊豆の急激に深くなる切り立った海底で出会う感動。この夏は既にこれで大満足というものがこみ上げてきた。夏はまだまだこれからだというのに。

・撮影で気を付けたこと:
①豪雨の濁った海中だったので、まわりの環境、変化する環境に注意深く意識をやり、さらに生物を見つける目を凝らした
②降り続く雨の影響で陸からの土が堆積しているので、フィンキックで強い水流を起こすと濁る。なのでそうならないように注意しながら遊泳した。
③暗いのでカメラの画質を上げるために、水中ライトを照らしながら撮影した。(ISO感度を下げるため)しかし、ストロボを焚くと濁りも一緒に写って画面が白っぽくなってしまうので、撮影は難しかった。
 白っぽくならないように、マクロの被写体を探し、イカの卵を発見したのでちょうど良かったのかもしれない。

This blog is a picture of a squid roe.
I found the eggs underwater, with an eerie or mysterious appearance, like a space creature.
I shined an underwater light on it and observed its condition.
The juvenile moving inside the egg was so cute!
The location is Ida Beach in Shizuoka Prefecture, Japan.
Incidentally, it had been raining heavily for 2-3 days, including this day. It was a bit dangerous, but I took the plunge.

井田海水浴場
アオリイカの卵
素潜り(スキンダイビング)
Nikon1J4+NIKKOR 10-30mmf3.5-5.6PD-ZOOM+WP-N3
inon「UWL-H100 28M67 Type2」
inon Dome Lens Unit II for UWL-H100
inon z240 type3+D2000 type4                
           

井田海水浴場
アオリイカの卵
素潜り(スキンダイビング)
Nikon1J4+NIKKOR 10-30mmf3.5-5.6PD-ZOOM+WP-N3
inon「UWL-H100 28M67 Type2」
inon Dome Lens Unit II for UWL-H100
inon z240 type3+D2000 type4        

ホンダワラに産み付けられたアオリイカの卵
自然の中の美しい景色だ…

井田海水浴場
素潜り(スキンダイビング)
このホンダワラは生き物の食べ物となり、隠れ家となり、さらに沖に流されるとブルーカーボンとして海中に沈んでゆく….生態系の循環とは本当にうまくできているものだと感心する…我々もその役割のなかの何かを果たしているのだろうか….

井田海水浴場
アオリイカの卵
素潜り(スキンダイビング)
Nikon1J4+NIKKOR 10-30mmf3.5-5.6PD-ZOOM+WP-N3
inon「UWL-H100 28M67 Type2」
inon Dome Lens Unit II for UWL-H100
inon z240 type3+D2000 type4        

スキンダイビング(素潜り)は密漁者のおかげで大変肩身の狭い思いをしている
理由はあちこちの潜りスポットで素潜りする人は出入り禁止、もしくは見かけられたら激しく注意されるためだ。漁師や関係者の我々への敵意は相当に激しかった。素潜りしているというだけで、これだけ攻撃的になるのだ。場所はここの海水浴場ではないが、全くの他人に激しく攻撃されたのは人生初の体験だった。言葉通り衝撃的体験だ。

我々撮影を主目的としているフォト派は大自然の中で泳ぎ、地球を感じ、本能をかきたて、健康を増進する目的で泳いでいるのだ
他の趣味に比べれば、ささやかな費用で一度購入すれば長く使用できる水中メガネ、足ヒレ、ウエットスーツ
静かに泳いで静かに楽しんでいる、そんな人もいると知ってほしい。素潜りはパリピだけのものではないのだ。

井田海水浴場
アオリイカの卵
素潜り(スキンダイビング)
Nikon1J4+NIKKOR 10-30mmf3.5-5.6PD-ZOOM+WP-N3
inon「UWL-H100 28M67 Type2」
inon Dome Lens Unit II for UWL-H100
inon z240 type3+D2000 type4        

青い世界の敷居をまたいでしまった我々は、もう止まることはできなくなってしまったのだろうか
青の世界の仲間入りを果たしたなんて、そんな大それたことは自分で言いはしないが、せめて大きな循環の中にそれなりに整った心身でのぞみたいと切に願い行動する….それは常に…

戸田漁港

戸田漁港

戸田漁港

◆素潜り教室
apnea works(沖縄県)日本初プロ・フリーダイバー篠宮龍三先生の教室
Purna(湯河原・真鶴など)-100mの大深度を潜るフリーダイバー岡本美鈴先生の教室
BIG BLUE(小金井)ジャック・マイヨールの最後の愛弟子 松本恵先生の教室
PLATYPUS(小金井)業界指導歴が長く泳ぎの造詣の深い指導者 金子英敏先生の教室
DELFINO HOUSE(真鶴)ウェトッスーツ職人として、フリーダイバーのイルカ男として全国区で有名なデルフィーノ後藤先生の教室
CITROBAL MARINA(八王子など)フリーダイバー兼音楽家の米山美弥子先生の教室
TRUE NORTH(浦安市)スタッフ全員専属インストラクター&フリーダイバー広瀬花子先生のツアーもある教室

◆おすすめの書籍
・スキンダイビング・セーフティ
(概論、入門、活動、事故事例など多岐にわたる安全の教本)
・BLUE ZONE(著者:篠宮龍三)
・心のスイッチ(著者:篠宮龍三)
・素潜り世界一 人体の限界に挑む(著者:篠宮龍三)
・平常心のレッスン。カナヅチでフツーのOLだったわたしがフリーダイビングで世界一になれた理由(著者:岡本美鈴)
・ひと息で挑む紺碧の世界一~さらなる深海へ世界記録72mを樹立しても、まだその先をみてみたい。(著者:木下紗佑里)
・Glaucos(著者:たなか亜希夫)
・海獣の子供(著者:五十嵐大介)
・我が名は漁師(著者:武村勇治)
・イルカと、海へ還る日(著者:ジャック・マイヨール)
・海の記憶を求めて(著者:ジャック・マイヨール)
・海の人々からの遺産(著者:ジャック・マイヨール)
・アプネア:海に融けるとき(著者:ウンベルト・ペリッツァーリ)

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