-記事の投稿日2024年09月24日-
ヒリゾ浜は9月の平日が最もおすすめ☆
◆9月平日のおすすめ4大ポイント
①「ナライ」と呼ばれる北東の風(東海地方)の影響で海が穏やかなため。
②多くの魚は春~夏にかけて産卵を済ませ、秋には魚影が濃くなるため。
③陸は涼しく海水温は暖かいため。
④ヒリゾ浜が空いていることが多いため。
◆【ヒリゾ浜】ハナミノカサゴ【あいあい岬下エリア】
・画像の日時:2024年09月08日11:06分頃~
・場所:静岡県賀茂郡南伊豆町中木「ヒリゾ浜」あいあい岬下エリア
・説明:岩の下に隠れるように潜んでいたハナミノカサゴをd3_plus師匠が撮影していた。教えてもらった私はそれを観察した。
・泥:あいあい岬下エリアは、奥まっている性質上、泥が堆積している場所が多く、足ヒレの使い方によっては濁りやすくなってしまう。なので、泳ぐ際は泥を巻き上げないように留意すると被写体の観察をより楽しめる。
・ターゲットライト:あいあい岬下エリアは断崖に囲まれているので、日陰になっていることが多い。なので、被写体を明るく照らしてシャッタースピードをすこしでも稼いだほうが良い結果が得られることが多い。※私の所有しているメインの水中ライトの付け根が破損のため今回はターゲットライト未使用※
・水中撮影:水中は撮影の条件が良くないことで知られている。光が減衰されて、色も青カブリして、被写体が波で揺られて、撮影者自身も潮流などで動いて、野生の生き物である被写体自身も動き回っていることが常で、その瞬間を狙い撃ちするのだ。構図なんて考える余裕はあるのだろうか。さらに、素潜りであるスキンダイビングは息止めをしながら撮影行為をするという修行以外の何物でもない趣味になる。だが、楽しい。
◆Camera :Olympus E-PL6
Camera Lens:M.Zuiko35mmF3.5Macro
UnderwaterHousing:Olympus PTEP10
Strobe :inon D2000type4
UnderWaterLight:inon LE700S×2本
◆ウエットスーツなど器材
・マスク :GULL MANTIS LV(内側に曇り止めシール貼付済)
・スノーケル :SUPER BULLET mini
・フィン :SUPER MEW
・フィンブーツ :MEW BOOTS
・ウエットスーツ :Hele i waho3mm/aqualung quantum3mm
・インナーシャツ類 :montbell/アクアボディ ハーフスリーブシャツ&ショーツ
・キャップ :MOBBY’S ビーニーキャップ
・グローブ :ホームセンターにて作業用途を代用
・腕時計 :Hele i waho シュノーケリングマスター
・ウエイト&ベルト :5kg/TUSA ポケットウエイトベルト使用
・ハウジングランヤード:自作
【ヒリゾ浜】ハナミノカサゴ【あいあい岬下エリア】
スキンダイビング/素潜り/Skindiving/シュノーケリングの聖地
d3_plus師匠のようにうまくは撮影できないが、光を当てたい場所にまわすことができれば輪郭くらいは出せるかな、と少しは思った。
【ヒリゾ浜】ハナミノカサゴ【あいあい岬下エリア】
スキンダイビング/素潜り/Skindiving/シュノーケリングの聖地
地味派手系で有毒を表現するハナミノカサゴ。逃げないで悠然と構えている姿はさすがだ。
【ヒリゾ浜】ハナミノカサゴ【あいあい岬下エリア】
スキンダイビング/素潜り/Skindiving/シュノーケリングの聖地
緑色の瞳、黄色、茶色、赤、黒、そしてその中間のグラデーション。ヒレの形、開いた姿、模様、言葉で書くと情報過多だが美しくまとまって見えるのはなぜだろうか。
【ヒリゾ浜】ハナミノカサゴ【あいあい岬下エリア】
スキンダイビング/素潜り/Skindiving/シュノーケリングの聖地
しっかりとした鱗がびっしりと並ぶ。小ぶりな体躯なのに頑丈そうなつくり込み。どのような進化をたどってきたのだろうか。
【ヒリゾ浜】ハナミノカサゴ【あいあい岬下エリア】
スキンダイビング/素潜り/Skindiving/シュノーケリングの聖地
お魚も感情はあるのだろうか。そうだとしたら、何を思い、何を感じているのだろうか。過去現在未来などの軸で時間感覚などもあるのだろうか。思い出や、計画なども魚界には存在しているものなのだろうか。
【ヒリゾ浜】ハナミノカサゴ【あいあい岬下エリア】
スキンダイビング/素潜り/Skindiving/シュノーケリングの聖地
羽根のような開いたヒレの先端に爪のような突起がついている。その突起を岩に刺して固定している。そういった使い方もあるのか!!と思った。
【ヒリゾ浜】ハナミノカサゴ【あいあい岬下エリア】
スキンダイビング/素潜り/Skindiving/シュノーケリングの聖地
秋色のヒリゾ浜の様子☆大根島側より空撮。植物の色が抜けて冬の気配が濃厚になっている。さらに、海の中も藻類の芽吹きの季節のため緑がかって見える。夏とは違う景色が見てとれる。※2022年秋のボートシュノーケリング時に撮影。
シュノーケリング・スキンダイビング(素潜り)は気軽に自然とふれあえるスポーツです
カロリーを大きく消費する健康増進効果もある趣味になります
冒険心をかき立て人間の本能を呼び覚ますような感覚を覚えます
都会で暮らしているときとは違うある意味動物的な、野性的な感じを身体から思い出していく感覚を感じるかもしれません。そんなスポーツです
さらにコスパの面でも水中眼鏡や足ヒレ・水着(ウェットスーツ)などのささやかな器材で楽しむことができます
安全面に考慮すればおすすめの趣味のひとつでしょう
以下にオススメのサイト・書籍などを一部ですが掲載させていただきます
お時間ありましたら、ぜひご覧になってみてください
◆おすすめサイト
・中木へ行こうよ。
ヒリゾ浜の情報のすべてが網羅されているサイトです
管理人のかっちゃん。さんは魅力を伝えるべく日々奔走しておられます
・d3_plus
ヒリゾ浜での海中撮影の”神”と呼ばれるインフルエンサー
他では入手できない詳細なヒリゾ浜のパンフレット製作も手がけている
・鈴木さよこ
伊豆半島を中心に活動している写真家・フォトグラファー
水中写真の青い世界の魅力はもちろん、そこに息づく自然、生活する人々までエナジー溢れる作品を多数生み出している
◆素潜り教室
・apnea works(沖縄県)日本初プロ・フリーダイバー篠宮龍三先生の教室
・Purna(湯河原・真鶴など)-100mの大深度を潜るフリーダイバー岡本美鈴先生の教室
・BIG BLUE(小金井)ジャック・マイヨールの最後の愛弟子 松本恵先生の教室
・PLATYPUS(小金井)業界指導歴が長く泳ぎの造詣の深い指導者 金子英敏先生の教室
・DELFINO HOUSE(真鶴)ウェットスーツ職人として、フリーダイバーのイルカ男として全国区で有名なデルフィーノ後藤先生の教室
・CITROBAL MARINA(八王子など)フリーダイバー兼音楽家の米山美弥子先生の教室
・TRUE NORTH(浦安市)スタッフ全員専属インストラクター&フリーダイバー広瀬花子先生のツアーもある教室
◆おすすめの書籍
・スキンダイビング・セーフティ
(概論、入門、活動、事故事例など多岐にわたる安全の教本)
・BLUE ZONE(著者:篠宮龍三)
・心のスイッチ(著者:篠宮龍三)
・素潜り世界一 人体の限界に挑む(著者:篠宮龍三)
・平常心のレッスン。カナヅチでフツーのOLだったわたしがフリーダイビングで世界一になれた理由(著者:岡本美鈴)
・ひと息で挑む紺碧の世界一~さらなる深海へ世界記録72mを樹立しても、まだその先をみてみたい。(著者:木下紗佑里)
・Glaucos(著者:たなか亜希夫)
・海獣の子供(著者:五十嵐大介)
・我が名は漁師(著者:武村勇治)
・イルカと、海へ還る日(著者:ジャック・マイヨール)
・海の記憶を求めて(著者:ジャック・マイヨール)
・海の人々からの遺産(著者:ジャック・マイヨール)
・アプネア:海に融けるとき(著者:ウンベルト・ペリッツァーリ)
◆海グッズ
・Diving&Snorkeling AQROS(池袋・沖縄・実店舗あり)
・ダイビングショップ アクオス(神田・実店舗あり)
・mic21(全国9店舗・実店舗あり)
・SONIA(通販)
・NAVY COMPANY(大阪・実店舗あり)
・TRUE NORTH(浦安市・実店舗あり)(フリーダイビング用品)
・カメカメCAMERA(大阪府南船場・完全予約制実店舗あり)(新品・中古撮影機材)
ヒリゾ浜の勇壮な船団の風景☆奥には海底で溶岩が固まった時にできるとされる柱状節理が見える。南伊豆ジオパーク内に立地する中木はダイナミックな景色に囲まれているともいえる。陸も海も楽しめるという観光客には最高の場所だ。